第45部・第1回　紙のノートを超えるTruNoteの魅力

手書きの文字をフォント文字に変換

デジ形「手書きの文字は、線の太さや色を変えたり、透明度を変えて薄い色にすることもできる。ペン先も5種類から選べるぞ」

アナ六「ずっと黒1色で書いていると、ちょいと地味な感じがしますからね」

デジ形「おもしろいのは、書いたあとからでも、線の太さや色を変えられることだ」

アナ六「いったん消して、書き直すっていうことじゃないので？」

デジ形「うむ。四角い点線の選択ツールで文字を選ぶとメニューが出てくるが、そのひとつに『線のスタイル』というのがあって、それで選択した部分だけを変更できる」

アナ六「こいつはなかなか楽しいですねえ」

デジ形「もうひとつのトゥルーノートの大きな特長は、手書きの文字をテキストに変換できることだ」

アナ六「あっしの汚い字も、きれいなフォント文字に変わるんですね」

ミドリ「変換の精度はかなり高いけれど、それでもていねいに書くように心がけたほうがいいだろうね」

デジ形「変換した文章は、メールに貼り付けたり、ワープロに貼り付けて続きを書いたりとか、いろいろ使えるな」

アナ六「間違えた漢字も、正しく変換してくれるといいのになあ」

「TruNote Clip」でWebページを貼り付ける

デジ形「トゥルーノートは、『トゥルー（Tru）シリーズ』という一連のアプリのひとつで、ほかにカメラアプリの『トゥルーキャプチャ（TruCapture）』、ボイスレコーダーアプリの『トゥルーレコーダー（TruRecorder）』なんてのがある」

アナ六「いろいろあるんですねえ」

デジ形「で、そのなかには『トゥルーノートクリップ（TruNote Clip）』っていうやつもあるんだ」

アナ六「名前からして、トゥルーノートと関係があるので？」

デジ形「うむ。こいつはパソコンの画面を切り抜いて、それをトゥルーノートに貼り付けるという機能のアプリだ」

アナ六「へえーっ、そいつはおもしろい」

デジ形
「ユニークなのは、切り抜く前にペンで書きこみができることだ」

ミドリ「何に使うつもりで切り取ったのか、ちょいとメモ書きしておくとよさそうだね」

アナ六「で、切り取った画像っていうのは、どうするので？」

デジ形「それは使う人のアイディアしだいだが、例えばこんなこともできるぞ」

アナ六「なるほど、事件が起こったときの人物関係図ですかい？誰が犯人かっていう」

ミドリ「まあ、この中には被害者も犯人もいないけどね」