第45部・第13回　いろいろ探せるGoogle検索

第45部　進化するWindows 10

第45部・第13回　いろいろ探せるGoogle検索

●講座で使用しているノートパソコン

dynabook T75/D

CPU：Core i7-7500U 2.70GHz

メモリ：8GB

記憶装置：1TB HDD

グラフィック：インテル HD グラフィックス620（CPUに内蔵）

ディスプレイ：15.6型ワイドFHD

光学ドライブ：ブルーレイディスクドライブ

OS：Windows 10 Home 64ビット＜Creators Update 適用済＞

「大江戸ぱそこんライフ」

【登場人物紹介】

デジ形平次…江戸中に名を知られた腕利きの岡っ引。意外にも趣味はパソコンで、事件のない時は日がな一日ノートパソコンに向かっている。

アナ六…デジ形平次の子分で、名前のとおりのアナログ人間。パソコンを使いこなせるようになりたいが、いつもトンチンカンなことを言ってデジ形を呆れさせている。

ミドリ…デジ形平次の女房。パソコンに関してはデジ形より詳しいというのがもっぱらの噂。

　彼らがお送りする時空を超えた『NEWぱそこんライフ講座』、さて今回のお話は……。

Google検索のワンボックス表示

アナ六「この間、ゲームショーのニュースで、最新のゲームを見て興奮しましたぜ。あっしも行きたかったなあ」

デジ形「最近はゲームの画像もリアルになって、大人も子供も楽しめるものが多くなってきたようだな」

ミドリ「スマホのゲームも人気だし、いろいろな種類のゲームをたくさんの人が楽しんでいる感じだね」

アナ六「ところで、ニュースの中で『VR』っていう言葉が何回も出てきたんですが、これってどういう意味なので？」

デジ形「『ヘッドマウントディスプレイ』っていうゴーグルのような装置をつけてプレイするヤツだな。Google検索で調べてみたらどうだ？」

アナ六「えーっと、Googleのサイトを開いて、『VR』って入力するだけでいいですかね？」

デジ形「それでもかまわねえが、言葉の意味を調べるときは、言葉のあとに『とは』ってつけ加えるのが基本だぞ」

アナ六「おおっ、そうすると関連するサイト名じゃなくて、直接言葉の説明が出てくるんですね。こいつは手っ取り早い」

デジ形「Google検索ってえのは、普通は入力したキーワードに関連するWebサイトの名前が並ぶものだが、今の『とは』検索など、検索結果の最初に囲み記事で表示されるものがある。これを『ワンボックス』とか『アンサーボックス』と言う」

アナ六「そういうのはいろいろあるんですかい？」

デジ形「うむ。中でも便利なのは電卓だな。検索窓に数式を入力するだけで計算してくれるし、そうすると電卓の画面が出て、引き続き電卓で計算できるようになる」

ミドリ「もちろん電卓のアプリを使ってもいいんだけど、こっちのほうがすぐ使えるっていうのがいいね」

アナ六「なるほど。ほかにも便利な使い方がありそうですねえ」

デジ形「じゃあ、今回は、いろいろなGoogle検索のやり方を紹介していこう」

さまざまな分野の単位を検索で変換

デジ形「まずは基本的なところから紹介していこう。日本語のキーワードを入力してから、スペースを空けて『英語』って入力すると、その言葉が英語に翻訳されるぞ」

アナ六「おおっ、こいつは便利ですねえ。スピーカーのアイコンがあるっていうことは、発音も聞けるわけで」

ミドリ「Google翻訳の機能をそのまま検索結果に持ってきた感じだね」

デジ形「『英語』の代わりに『中国語』や『フランス語』でもいけるぞ」

アナ六「こいつは通訳代わりに使えるかもしれませんねえ」

デジ形「ところでアナ六は、1マイルってどのぐらいか知っているか？」

アナ六「そいつは、アメリカとかで使う距離の単位ですよね。でも、どのぐらい長いのか、さっぱりわかりませんぜ」

デジ形「そんなときには、Google検索で測る単位を変換できるぞ」

アナ六「マイルをキロメートルに直せるんですかい。それって、さっきの電卓で計算するのでは？」

デジ形「大丈夫だ。『○マイル　キロ』で検索するとマイルの長さがキロメートルに変換されて表示されるぞ」

アナ六「これまた便利なことで」

デジ形「しかも、いろいろな単位を変換できる画面が表示されて、引き続き変換ができるぞ」

アナ六「1貫が何キログラムなんていうのもわかりますかねえ？」