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第37部・第11回 Windows 10搭載パソコン続々登場!

NEWぱそこんライフ講座

第37部 Windows 10がもたらすニューPCライフ

第11回 Windows 10搭載パソコン続々登場!

 Windows 10発表後、2in1パソコンのdynabookがいち早く登場しましたが、それに続いて先ごろ、Windows 10搭載のスタンダードモデルやオールインワンモデルが発表されました。今回はデジ形平次(以下、デジ形)と妻・ミドリが、Windows 10を搭載したdynabook秋冬モデルをアナ六に紹介します。

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「大江戸ぱそこんライフ」

【登場人物紹介】

デジ形平次…江戸中に名を知られた腕利きの岡っ引。意外にも趣味はパソコンで、事件のない時は日がな一日ノートパソコンに向かっている。

アナ六デジ形平次の子分で、名前のとおりのアナログ人間。パソコンを使いこなせるようになりたいが、いつもトンチンカンなことを言ってデジ形を呆れさせている。

ミドリデジ形平次の女房。パソコンに関してはデジ形より詳しいというのがもっぱらの噂。

 彼らがお送りする時空を超えた『NEWぱそこんライフ講座』、さて今回のお話は……。

Windows 10搭載の14機種を発表

アナ六「まったく、どいつもこいつも困ったもんですぜ」

デジ形「苦虫をかみつぶしたような顔をして、何が不満なんだ?」

ミドリ ミドリ、困る 「いつも笑顔のアナ六にしては、珍しくヘソを曲げてるね」

アナ六「いえね、あっしの周りのパソコン好きにWindows 10の機能を紹介して、早くアップグレードするように勧めてるんですけど、皆アップグレードが面倒だとか、今のままで十分だとか御託を並べて、なかなかアップグレードしようとしないんですよ」

デジ形「ふむ。まあ、そういう人も多いだろうな」

アナ六「せっかくタダでWindows 10に換えてくれるっていうのに、もったいないんじゃないですかい?」

デジ形「アップグレードをしなくても、Windows 10搭載のパソコンを買えばいいじゃねえか。ちょうどdynabookの秋冬モデルも発表されたことだしな」

アナ六「ええっ、そいつは知りませんでしたぜ。一体どんな内容なので」

デジ形「今回発表されたのはスタンダードノート、オールインワンデスクトップを中心とした14機種だ。スタンダードモデルに新しい機種が投入されたから、選択肢の幅がさらに広くなったぞ」

アナ六「じゃあ、どんな機種があるのか、紹介をよろしくお願いしますぜ!」

薄くて大きい17.3型「dynabook T67」

デジ形「まずはスタンダードモデルに新たに加わった機種を紹介しよう」

アナ六「スタンダードモデルといえば、同じかたちだけど性能や色の種類がたくさんあるって印象ですけどね」

デジ形「そうだな。確かに、これまで画面の大きさは15.6型のみだったが、今回は新たに17.3型と14型が加わったぞ」

アナ六「大・中・小の3サイズから選べるってわけで」

デジ形「その“大”にあたるのが『dynabook T67』だ」

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今までのスタンダードノートパソコンよりもひと回り大きい17.3型画面の「dynabook T67」。テンキーのついたフルキーボードながら、左右にスペースがあるあたりに大きさが感じられます。

アナ六「大きいわりには、やけに薄い感じがしますね」

デジ形「うむ、ノートパソコンの薄型化は年々進んでいるが、この機種も大画面ながら厚さは26.5ミリしかない。ほかのスタンダードモデルとそれほど変わりはないぞ」

ミドリ「大画面のノートパソコンは以前からあるけれど、こんなに薄くはなかったね」

アナ六 アナ六、笑う 「これだったら、手軽に持ち運べそうですね」

デジ形「画面の大きいパソコンがいいっていう人には、あとで紹介するオールインワンデスクトップトップがあるが、家の中のいろいろな場所で使いたいというなら、こちらのほうがお勧めだな」

アナ六「持ち運んで使うほど広い家に住みたいものですねえ」

コンパクトながらも高性能な「dynabook T54」

デジ形「次に“小”のほうを紹介しよう。『dynabook T54』だ」

アナ六「画面の小さいモデルってのも前からありましたが、そういうのとはどこが違うので?」

デジ形「要するに、スタンダードモデル並みの性能で、より持ち歩きやすい大きさだってのがこの機種の特長といえるだろう」

アナ六「へえーっ、小さくても性能はそのままっていうんだったら、お買い得ですねえ」

デジ形「CPUは『Core i-3』で、DVDディスクドライブもついているぞ。しかもオンキヨー製ステレオスピーカーも搭載して、音響にもこだわりが感じられるな」

ミドリ「白い本体が、ちょいとシャレてるね」

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14型画面の「dynabook T54」。スタンダードモデルの性能をひと回り小さい本体に搭載しました。コンパクトで使いやすい、新しいコンセプトのノートパソコンです。

ハイブリッドドライブを搭載した「dynabook T95」

デジ形「スタンダードノートパソコンの最高峰といえるのが『dynabook T95』だ。フルHDの約4倍の画素数を持つ高精細“4Kディスプレイ”を搭載しており、タッチ操作も可能だ」

アナ六「その4Kってのは前からありましたよね」

デジ形「確かに、基本的なところは以前のモデルと変わりはない。だが、今回のモデルチェンジでは新世代のCore i-7を搭載したことで、より消費電力が減り、バッテリー駆動時間が長くなったぞ」

ミドリ「新しいCPUはどんどん消費電力が少なくなっていくから、エコにもいいねっ」

デジ形「あとはハードディスクがハイブリッドドライブに換わった」

アナ六「ええっと、なんとかドライブってのは、性能がいいやつなんですよね」

デジ形「まだ覚えてねえのか。ハイブリッドドライブってのは、タブレットなどで使われているフラッシュメモリとハードディスクを組み合わせたものだ。今までのハードディスクと記憶容量は同じで、データを読み出す速度が速くなるってメリットがある」

アナ六「それが最高峰のモデルに搭載されたってことは、まさに“鬼の目にも涙”ですねえ」

ミドリ「それを言うなら、“鬼に金棒”だよっ」

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15.6型の4K(3840×2160ドット)ディスプレイを搭載した「dynabook T95」。デジタル一眼レフカメラなどで撮った高解像度の画像を見るのにも最適です。

入門機から高性能機まで「dynabook T」シリーズ

デジ形「ここまでスタンダードノートパソコンを3機種紹介したが、共通点がわかるか?」

アナ六「ええっと、画面があってキーボードがついていて……」

ミドリ「それはパソコン共通だろっ!」

デジ形「細かいところではあるが、今までの3機種は機種名に『T』がついている」

アナ六「なるほど、そこでしたか」

デジ形「つまりこの『T』がスタンダードノートパソコンっていう意味なんだ。『dynabook T』シリーズってわけだな」

ミドリ「夏モデルのときも教えたはずだけどねえ」

アナ六「いやあ、時が経つと忘れてしまうもので。で、そのTシリーズは、ほかにもあるんですかい?」

デジ形 デジ形、笑う 「『T75』『T55』『T45』の3機種があるぞ。しかも『T75』は4色、『T55』『T45』は3色と、カラーバリエーションも豊富だ」

アナ六「数字の多い『T75』のほうが高性能なんですかい?」

デジ形「そのとおりだ。『T75』はさっき言ったハイブリッドドライブも搭載しているし、CPUも『Core i-7』だ。逆に『T45』のCPUは普及機に使われることの多い『Celeron』を搭載している」

アナ六「じゃあ、『T55』はその中間ぐらいの性能ってわけで」

デジ形「そんなところだ。ただ、オンキヨー製スピーカーを搭載しているなど、3機種が共通している部分も多いから、どの機種を選んでも満足できると思うぞ」

アナ六「どれでも満足できるなら、安いほうがいいですねえ」

デジ形「ただ、満足度は機種ごとに違うだろうけどな」

ミドリ「パソコン選びはややこしいねえ」

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モデナレッド(赤)の「dynabook T75」。個性的な赤色を選べるのはスタンダードノートの「T75」「T55」「T45」だけです。

全機種ハイレゾ音源対応したオールインワンデスクトップ

デジ形「次に紹介するのは『dynabook D』シリーズだ」

アナ六「Tの次はDですかい?どんなパソコンでしたっけ」

デジ形「『オールインワンデスクトップ』っていうやつだな」

アナ六「いわゆる大画面の据え置き型で」

ミドリ「せっかくカッコよく横文字で言ってるのに、そう言うと身もフタもないねっ」

デジ形「パソコン本体とディスプレイが一体化したから、『オールインワン』なんだぞ」

アナ六「で、今回の特長は?」

デジ形「ハイレゾ音源対応の音楽プレイヤーアプリが、全機種に搭載されたことだ。夏モデルでは上位機種にしかなかったからな」

ミドリ「ハイレゾ音源については第37部・第5回で解説しているよっ」

アナ六「今までよりいい音で音楽が聴けるんですよね」

デジ形「間違っちゃいねえが、アナ六が言うと軽く聞こえるな。それはともかく、シリーズの中身を簡潔に解説していこう。機種は『D81』『D71』『D61』『D51』『D41』の5機種だ」

ミドリ ミドリ、微笑む 「画面のサイズは、どれも21.5型だね」

アナ六「で、それぞれが違うところは?」

デジ形「まず、テレビチューナーがついているかどうかだ。『D81』『D71』『D51』は地デジ・BS・110度CSの3波対応で、2番組が同時に録画できるW録チューナーを搭載している」

アナ六「テレビが見られるか否かってわけで」

デジ形「そして『D81』だけがタッチ対応のディスプレイになっている。『D71』と『D51』は、CPUやハードディスク容量などの性能が違うってわけだ」

ミドリ「テレビチューナーのついていない『D61』と『D41』も性能の違いだよ」

アナ六「あっしはテレビが見られるほうがいいなあ。録画もできるから1台で何役にもなるんですよね」

デジ形「まあ、テレビはいらないっていうなら『D61』か『D41』でいいだろうし、これも選択肢の幅が広くなったってわけだな」

アナ六「選ぶ幅が広くなるのはいいが、迷いの幅も広くなりそうですぜ」

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プレシャスブラック(黒)の「dynabook D81」。Dシリーズのカラーはほとんどが黒で、D51のみリュクスホワイト(白)です。

ディスプレイが360度回転する「dynabook N61」

デジ形「ここまではスタンダード、オールインワンといった標準的なパソコンを紹介してきたが、今回の秋冬モデルにはユニークな機種も登場しているぞ」

アナ六「第37部・第9回で紹介した、ディスプレイが分離してタブレットになるって機種がありましたが、あれと同じようなもので?」

ミドリ「それは『dynabook N29』だね。ちなみにディスプレイがひと回り大きい『dynabook N40』もあるよっ」

デジ形「これから紹介する『dynabook N61』も、パソコンでありながらタブレットとしても使える『2in1パソコン』だ。しかし、タブレットになるやり方がちょいと違うぞ。こいつはディスプレイのついた天板を360度回転させることで、タブレットのような形態で使えるようになるんだ」

ミドリ「ディスプレイの裏側とキーボード部分をくっつけちゃうんだね」

アナ六「へえーっ、でもそれでは、タブレットといってもけっこう重さがあるのでは?」

デジ形「ディスプレイを分離しないから、パソコン形態のときと重さは変わらないが、もともと11.6型のコンパクトサイズだから、約1.4キロしかねえぞ」

ミドリ「タッチ操作ができるのも特長のひとつだから、興味がある人にはお勧めだよっ」

アナ六「ちなみにこの『Nシリーズ』ってのはどんなジャンルなので?」

デジ形「dynabookでNがつくのは、『モバイルノート』のシリーズってことだ」

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ディスプレイ部分が360度回転し、タブレットの形態でも使えるタッチ対応のモバイルノート「dynabook N61」。タッチ操作のできるパソコンが欲しいという方にお勧めです。

タブレット「dynabook Tab」にもWindows 10を搭載!

デジ形「今回はノートパソコンばかりでなく、WindowsペンタブレットもWindows 10搭載モデルが発表されたぞ。『dynabook Tab S80』と『dynabook Tab S90』だ」

アナ六「おおっ、タブレットにもWindows 10の時代が来たんですね」

デジ形「第37部・第9回でも紹介したが、Windows 10にはタッチ操作向けの『タブレットモード』ってのもあるからな」

アナ六「そのタブレットモードにすれば、小さいタブレットの画面でも、指先のタッチでスイスイ操作できるってわけで」

ミドリ「それに精確なタッチ操作ができるデジタイザーペンがついているから、細かい操作も大丈夫だね」

デジ形「ちなみに『S80』と『S90』は、『S90』にブルートゥースの無線キーボードが付属してるって以外、性能などは同じだぞ」

ミドリ「そこは以前のモデルと同じだねっ」

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10.1型画面のWindowsペンタブレット「dynabook Tab S90」。ペン先の動きや筆圧を再現するデジタイザーペンが付属し、より精確な手書き入力を行うことができます。

デジ形「どうだアナ六、これだけWindows 10搭載機種が増えれば、人に勧めやすいだろう」

アナ六「それぞれのお勧めポイントも聞きましたから、パソコン販売店でも開いたら大もうけできそうですぜ」

ミドリ「おやおや、今さら商売替えかい?」

デジ形「確かにアナ六は商人になったほうが、もうけられるんじゃねえか」

アナ六「そりゃあ、そうかもしれませんが、肝心な元手がないもので。親分、あっしに出資する気はありませんか?」

デジ形「出資するような余分な金は、皆パソコン購入に回しているからな」

ミドリ ミドリ、困る 「おかげで全然貯金がたまらないよっ」

アナ六「おっと、思わぬところからデジ形家の経済状況がわかりましたぜ」

デジ形「ムムム、こいつは他言無用だぞ」



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