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第38部・第10回 この年末にパソコンを買うなら?

NEWぱそこんライフ講座

第38部 もっと知りたいWindows 10

第10回 この年末にパソコンを買うなら?

 年末のこの時期、Windows 10搭載機にパソコンを買い換えたり、家族へのクリスマスプレゼントにタブレットの購入を考えている人もいるのでは?これまでdynabookの秋冬モデルを何回かに分けて紹介してきましたが、今回はデジ形平次(以下、デジ形)と妻・ミドリが、秋冬モデルのすべての機種を解説し、オススメのパソコンをアナ六に紹介します。

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「大江戸ぱそこんライフ」

【登場人物紹介】

デジ形平次…江戸中に名を知られた腕利きの岡っ引。意外にも趣味はパソコンで、事件のない時は日がな一日ノートパソコンに向かっている。

アナ六デジ形平次の子分で、名前のとおりのアナログ人間。パソコンを使いこなせるようになりたいが、いつもトンチンカンなことを言ってデジ形を呆れさせている。

ミドリデジ形平次の女房。パソコンに関してはデジ形より詳しいというのがもっぱらの噂。

 彼らがお送りする時空を超えた『NEWぱそこんライフ講座』、さて今回のお話は……。

dynabook秋冬モデルのフルラインナップを紹介

アナ六「最近、近所の銭湯がつぶれちまって困りましたぜ。これから風呂に入るときは、ちょいと遠くの銭湯まで足を延ばさなきゃなりません」

デジ形「どんどん寒くなるのに、銭湯通いが大変になるな」

ミドリ「湯冷めしないように、一枚多く羽織っていくといいよっ」

アナ六「まあ、よっぽど寒かったら、帰り道の途中で知り合いの家に寄って、熱い茶でもごちそうしてもらいますけどね」

デジ形アナ六には、いろいろ都合のいい知り合いがいるな」

ミドリ ミドリ、笑う 「人当たりがいいから、誰とでもすぐに仲良くなれるんだろうね」

アナ六「その知り合いってのは、前回話したパソコンを買いたがっているヤツなんですけどね」

デジ形「ほう、その後パソコンを買う話はどうなったんだ?」

アナ六「いやあ、実はまだ買っていないんです」

デジ形「インターネットで注文できる、東芝ダイレクトの『Webオリジナルモデル』を教えたんじゃなかったのか?」

アナ六「話はしたんですけど、『Webオリジナルモデル』だけでなく、電器店の店頭で売っているモデルのほうも知りたいっていうもので」

デジ形「それは説明しなかったのか?」

アナ六「今回の秋冬モデルは、親分から説明を聞いてはいましたが、何回かに分かれていたので、どれがどれだかわかんなくなっちまって」

ミドリ「今回は3回に分けて発表されたから、改めて全体を見てみるのもいいかもしれないね」

デジ形「じゃあ、秋冬モデルが全部出そろった今、まとめて紹介してやるか」

アナ六「おおっ、そいつはありがたいことで!」

大小いろいろな画面サイズが選べるデタッチャブルモデル

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dynabookのWebサイトより、「モバイル・タブレット」の機種の一覧表。画面を着脱してタブレットとしても利用できる「デタッチャブルモデル」の種類が充実しています。

デジ形「現在のdynabookのWebサイトでは、ラインナップを『モバイル・タブレット』『スタンダードノート』『オールインワンデスクトップ』というように分類しているぞ。ここでもそれにしたがって紹介していこう」

アナ六「今見ている『モバイル・タブレット』っていうのは、いろいろな機種がありますねえ」

デジ形「今回の秋冬モデルの全体的な特長は、すべての機種にWindows 10が搭載されたことだが、新機種の目玉といえば、モバイルの中でも『デタッチャブル』に分類されている『dynaPad N72』だな」

アナ六「デタッチャブルっていうのは、ノートパソコンの画面の部分を取り外して、タブレットとして使えるヤツですね」

ミドリ「新たに『dynaPad(ダイナパッド)』って命名されたぐらいだから、力が入っているねえ」

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12.0型画面のデタッチャブルモデル「dynaPad N72」。コンパクトノートの外見ながらも、画面を取り外すと軽量・極薄のWindowsタブレットとして使用できます。また、付属のデジタイザーペンを使えば、紙にペンで書くような感覚で、画面に文字や絵をかくことができます。

アナ六「デタッチャブルには、ほかにもいろいろな機種がありますね」

デジ形「うむ、『dynaPad N72』よりちょいと大きい12.5型画面の『dynabook RX82』と、秋冬モデル第1弾として真っ先に発表された8.9型画面の『dynabook N29』、そして10.1型画面の『dynabook N40』があるぞ」

アナ六「へえーっ、それぞれ画面の大きさが違うんですねえ。でも、ひとつだけ『RX』っていうのはどういうわけで?」

デジ形「うむ、RXシリーズはビジネス仕様の堅牢性や性能を持ったノートパソコンのシリーズだ。だが、RX82はデタッチャブルなのが特長だから、一緒に分類されているわけだな。一方、残り3機種のNシリーズは、軽量で持ち運びが楽なモバイルパソコンのシリーズになる」

ミドリ「8.9型の『dynabook N29』なら、タブレットとして使えば片手で持てる大きさだから、家の外でもいろいろ使えるだろうね」

アナ六「銭湯にも持っていけそうですね」

デジ形「銭湯に持って行って何をするってんだ?」

ミドリミドリ、怒る 「パソコンやタブレットのような精密機器は熱や湿気に弱いんだから、無茶するんじゃないよっ」

アナ六「いえ、最初の話の流れでちょいと言ってみただけで」

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8.9型画面のデタッチャブルモデル「dynabook N29」。タブレットで使用するときは約479グラム、キーボードを接続しているときでも約989グラムという軽さです。キーボードとタブレットの双方にバッテリーが内蔵されており、キーボード接続時のバッテリー駆動時間は約12時間に達します。

個性派ぞろいのモバイルノートPC

アナ六「デタッチャブル以外のモバイルには、どんな機種があるんですかい?」

デジ形「モバイルのジャンルには、以前から出ている『dynabook KIRA』シリーズもあるぞ。現在の『KIRA』は、7スタイルの『dynabook KIRA L93』と、プレミアムスクリーンやロングバッテリーが特長の『dynabook KIRA V』シリーズに分かれている」

ミドリ「Vシリーズでは、高精細WQHD液晶を搭載したのが『dynabook KIRA V83』で、約16時間という長時間のバッテリー駆動を実現したのが『dynabook KIRA V73』と『V63』だね」

アナ六「KIRAシリーズってのは性能もいいですが、なによりデザインがカッコいいですねえ」

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13.3型画面の「dynabook KIRA V83」。フルHDを大きく上回る2560×1440ドットの高精細画面の美しさは驚きのひと言。harman/kardonスピーカーによるハイクオリティな音響も楽しめ、ぜいたくな時間が過ごせるモバイルノートです。

デジ形「同じ13.3型画面のモバイルノートながら、ブルーレイディスクドライブや1TBのハイブリッドドライブを搭載しているのが『dynabook RX73/TWP』だ。さっきも言ったとおりRXシリーズってのは堅牢性が大きな特長で、仕事にも遊びにも使えるってコンセプトだ」

ミドリ「同じRX73でも、DVDドライブと1TBのハードディスクを搭載したRX73/TWQってモデルもあるね」

アナ六アナ六、笑う 「大いに遊びに使いたいところですねえ」

デジ形「あとは11.6型画面の『dynabook N61』と『dynabook N51』があるぞ。N61は画面のついている天板が360度回転してキーボードと重ねることができ、タブレットスタイルでも使うことができる」

ミドリ「ノートパソコンの画面は、普通は90度を超えたあたりまでしか開かないけど、それがグルッと360度回るっていうことで、コンバーチブルって呼ばれているね」

デジ形「N51には回転機能はねえが、両方ともタッチ操作ができるってのが共通した特長だな」

アナ六「お手ごろ価格でタッチ操作にも対応しているってのが売りでしたね」

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11.6型画面のコンバーチブルモバイル「dynabook N61」。タッチ操作に対応しており、さらに天板を360度回転させてキーボードに重ねると、タブレットとして使うこともできます。

手書きが楽しいペンタブレット

デジ形「次は『モバイル・タブレット』のタブレットのほうだ。Windows 10を搭載した10.1型画面のペンタブレット『dynabook Tab S90』と『dynabook Tab S80』があるぞ」

アナ六「ペンタブレットっていうのは、書き味のいいデジタイザーペンを使って、文字や絵が書き放題ってヤツですね」

デジ形「あと『S90』にはBluetooth(ブルートゥース)の無線キーボードがついているから、ノートPCのようにも使えるぞ」

アナ六「ブログとか、長い文章を書く人にはキーボード付きのほうがオススメってわけで」

デジ形「ペンタブレット自体は、キーボードで文字を打つよりペンで文字を書くほうがいいって人に、ぜひオススメしたいな」

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10.1型画面のWindows 10搭載ペンタブレット「dynabook Tab S90」。タッチ操作のみならず、付属のデジタイザーペンで「紙とペン」の書き心地を目指した手書き入力も大きな魅力です。

画面のバリエーションが増えたスタンダードノートモデル

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dynabookのWebサイトより、「スタンダードノート」の機種の一覧表。従来からの15.6型の機種のほかに、大画面の17.3型、コンパクト画面の14.0型の機種が新たに加わりました。

デジ形「次はスタンダードモデルを紹介しよう」

アナ六「こっちもいろいろな機種がありますねえ」

デジ形「特に今回の秋冬モデルでは、14.0型と17.3型の機種が加わり、画面の大きさが3種類から選べるようになった。17.3型の『dynabook T67』は第38部・第5回で紹介したな」

アナ六「画面が広々としていましたね」

ミドリ「14.0型の『dynabook T54』は、見かけはコンパクトだけど性能は普通のスタンダードモデルと同じだよっ」

デジ形「その中間で、従来からある15.6型は、4Kディスプレイの『dynabook T95』、フルHDディスプレイの『dynabook T75』『dynabook T55』、HDディスプレイの『dynabook T45』と、バリエーションが豊富だぞ」

ミドリ「あとは、CPUなどの性能の違いと、白・赤・金などの色からもいろいろ選ぶことができるね」

アナ六「前回教わった『Webオリジナルモデル』のスタンダードモデルは、さらにいろいろな種類から選べるんでしたね」

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14.0型画面のコンパクトなスタンダードモデル「dynabook T54」。コンパクトなので家の中での持ち運びが楽にできる一方、DVDドライブを搭載しており、DVDの映画なども楽しむことができます。

据え置きならオールインワンデスクトップ

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dynabookのWebサイトより、「オールインワンデスクトップ」の機種の一覧表。TVチューナー搭載機種と非搭載機種に分かれており、テレビを見る必要はないという方にも対応しています。

デジ形「最後に紹介するのはオールインワンデスクトップだ」

アナ六「パソコン専用の机とかがあったら、こういう大画面のパソコンをドーンと置くのもいいでしょうねえ」

ミドリ「テレビが見られるのと、そうでないのに分けられるね」

デジ形「画面の大きさは、皆同じ21.5型だ。中でも最上位機種の『dynabook D81』は、タッチ操作もできるぞ」

アナ六「大画面でのタッチ操作ってのは、どんな感じなんですかねえ」

デジ形「画面が大きいだけに、エクスプローラーのアイコンなど、細かい個所をタッチするのがやりやすいだろうな」

ミドリ「オールインワンのモデルは、ハードディスクの容量が多いのもいいところだねえ」

デジ形「最上位のD81が3TBのハードディスクを内蔵しており、ほかの機種でも1TBから2TBといったところだ。テレビ番組もたくさん録画できるだろうな」

アナ六 デジ形、怒る 「テレビ付きの機種は、1台4役ってのが売りでしたね。テレビでもあり、レコーダーでもあり、オーディオを聴くのもよし。えーっと、あとひとつは」

デジ形「パソコンに決まっているじゃねえか!」

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地デジ・BS・110度CSの3波を視聴でき、2番組を同時に録画できる「dynabook D51」。ほかのオールインワンの本体カラーはプレシャスブラック(黒)ですが、D51だけはご覧のようなリュクスホワイト(白)になります。

デジ形「どうだアナ六、これでdynabookの秋冬モデルを説明できるようになったか?」

アナ六「えーっと、モバイルにスタンダードにオールインワンデスクトップって分け方がまず基本でしたよね」

ミドリ「あとペンタブレットもあるよっ」

デジ形「おっ、そわそわしてどうした?厠にでも行きてえのか?」

アナ六「いや、前回のWebオリジナルモデルとごっちゃになって、さらに混乱してしまいましたぜ」

デジ形デジ形、笑う 「まあ、すべての機種を暗記するってのは、さすがにムリだろうな。それなら、dynabookのWebサイト『dynabook.com( dynabook.com/ )』を見ながら説明すればいいだろう」

ミドリ「画像も豊富だし、それが手っ取り早いだろうね」

アナ六「最初にそれを教えてくれればよかったのに……」



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