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【ボランティア】飼えなくてもシニアが『犬との暮らし』を始める方法

「ハナちゃん、おはよう」「あら、レオンくん今日も元気ね。おはようございます」
朝や夕方、犬と一緒にウォーキングをしている姿を見て、羨ましいなあと思ったことはありませんか? 犬と暮らし散歩に行くことで、健康寿命が伸びるという報告があるそうです。憧れを持つシニアに無理なく始められる方法をご紹介します。

【ボランティア】飼えなくてもシニアが『犬との暮らし』を始める方法

画像提供:imagenavi(イメージナビ)

シニア世代が犬を飼うということ

『犬と暮らし、犬と散歩に行く人』は『ペットと暮らしていない人』と比較したとき、健康寿命が男性で0.44歳、女性で2.79歳も長かった(東洋経済ONLINE 2017年6月14日

ペットフード協会の名誉会長で、日本ヘルスケア協会の理事でもある越村義雄氏によれば、過去にこういう調査結果が出ているそうです。犬が与えるシニア世代の健康効果は、近年ますます注目されており、認知症の高齢者にとって、犬とのコミュニケーションがストレスの緩和や、鬱状態の改善につながるという研究も発表されています。

しかし、ペットを昔飼っていた人ならまだしも、一度も飼ったことがないシニア世代にとっては、「初めてペットを飼う」というのはなかなか勇気がいりますよね。

できることから始めよう 保護犬を一時預るボランティア

現在、年間約4万頭にも及ぶ犬が殺処分されているという悲しい現実があります。犬のとの生活を考えられている方は、是非ショップで購入する前に、里親として保護された犬を数日預かることから始めるのはいかがでしょうか。

参考リンク:保護犬の里親募集サイト ドッグレスキュー

ワンちゃんとの出会いは、まず譲渡会でのお見合いから始まります。本当の家族との出会いを待つ可愛い保護犬たちが待っている譲渡会で、どんな子がいるのか会いに行って見ることができます。

参考リンク:ペットのおうち「譲渡会」イベント

飼いやすい犬の紹介

初めてペットを飼いたいシニア世代には、抱き上げられるぐらいの重さで、性格が大人しく世話がしやすいタイプがおすすめです。日本で人気のある3種をご紹介いたします。

●ヨークシャー・テリア
19世紀のイギリスで、作物などを荒らすネズミを獲るための犬として誕生しましたが、次第に美しい体や毛並みが評判となり、貴族などの上流階級でも愛玩犬として飼われるようになりました。小型犬の中でもチワワについで小さい犬で、抜け毛が少なく、落ち着いた性格ですので、室内でも飼いやすい犬種です。
●マルチーズ
1855年頃に日本に輸入され、1970年代前半までの高度成長期にマルチーズの最大のブームが続きました。落ち着きのある従順な性格なので、しつけがしやすいです。愛想もよく、物覚えがいいので、セラピー犬としても活躍しています。手が繊細で毛玉ができやすいので、ブラッシングはこまめにしてあげた方がよいでしょう。
●シー・ズー
その優雅な姿から、中国の宮廷では皇族や貴族だけが飼える犬でした。名前は、中国の神聖な動物「獅子」から「獅子狗(シーズークゥ)」と名づけられたそうです。フレンドリーで落ち着いた性格で、賢くしつけもしやすく、日本でも長年人気を誇っている犬種です。人懐っこく愛情深いですが、一人でもさほどストレスなく過ごせるタイプです。

犬を飼うときに、気をつけること

シニア世代にとって、新しくペットを飼うとき、自分に万が一の事故や病気があった場合を考えると、不安になると思います。
“もしも”のときに、身近に預けられる人がいればいいですが、もし居なかった場合、一時的にペットを預かってくれる支援センターを利用することも考えておいた方がいいかもしれません。

参考リンク:ペット飼育支援センター

飼えなくても・・・いのちを救う活動へ参加する

保健所などで殺処分されてしまう犬と猫を保護し、新しい飼い主さんを探す活動に寄付をする、ボランティアとして参加することで「犬との生活」に少しずつ関わり、そして命を繋ぐ活動を始めることも可能です。

参考リンク:子犬子猫の里親募集【毎日面会可】 – NPO法人犬と猫のライフボート

もちろん、生き物を飼うということはある程度の覚悟が必要ですが、きちんと選んで準備をすれば、シニア世代からでも飼うことはできると思います。新しく犬との生活を初めてみるのはいかがですか?

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