街なかで田舎デビューの夢を叶える「里山シェア」「シェア畑」
「ずっと田舎暮らしがしたかったけど、現実的に考えてみるとずっと田舎で生活するのって大変」身の回りでこんな声、聞きませんか? 定年退職後は、のんびり畑や庭をいじりながら一日を過ごす。多くの人が憧れる田舎暮らしを都会にいながらで体験できるサービスがあるのです。
いつかは叶えたい田舎暮らし でもデメリットも
田舎暮らしに憧れ、便利な都会から不便な田舎に引っ越す人が増えています。
シニア世代に限った話ではなく、早期退職して、または若い夫婦が憧れて……といったような理由で。しかし憧れで田舎に移住する人は長続きしない傾向があるそうです。
参考リンク:移住失敗例から学ぶ!田舎暮らしに向く人&向かない人
田舎暮らしのメリットとデメリットを整理してみましょう。
田舎暮らしのメリット
・住宅費が安い
・生鮮食品などが安く生活費を抑えられる
・近所同士のコミュニケーションが盛ん
・自然が多い
といったところでしょうか? 広い庭付きの家でも田舎なら安価で購入または賃貸できるので、住宅費という面ではかなり魅力的です。
また、農協や漁協などが近くにあれば直売店などで野菜、魚などをスーパーよりも安く購入可能。
これだけ見ると、田舎暮らしっていいものだな、と思うでしょう。反対にデメリットを見ていきましょう。
田舎暮らしのデメリット
・仕事が少ない
・車社会
・物価が高い
・コミュニティに入り込めない
・虫が多い
といったところ。定年後年金と預金だけでの生活では心もとないので簡単なアルバイトをしながら、なんて考えていると要注意。田舎は都会ほど時給も高くない上、仕事が多くありません。田舎に住んでいる多くの人は遠くまで働きに出ています。
そのわりに交通網が整っていないため、車は必須となります。地域によってはひとり1台、車が必要なんてことも。車を持つと導入費だけじゃなく維持費もかかりますよね。
また物価が安いと思われがちですが、競争の少ない地方では都会と比べると物価が高い傾向にあります。都市ガスなども整備されておらず、プロパンガスなんてことも。結果的に都会よりもお金がかかってしまうケースが多いようです。
近所と助け合い、暮らしていく。とても素敵なことですが、すでに強い結束で結ばれたコミュニティに入り込んでいくのはなかなか大変なもの。地域に馴染めず都会に帰るなんて人も。
山林に囲まれたエリアでは虫問題も深刻。虫が苦手な場合は住むのが厳しいでしょう。
というように、田舎暮らしには良い一面だけではなく、悪い一面も当然あります。
これらをしっかりと考えていたとしても、実際に暮らしてみると「イメージと違った」といって長続きしない人も多いのです。
そこで、都会にいながらも田舎の暮らしをちょっと体験してみることができる2つのサービスをご紹介します。
温泉付き農業レジャー農園 「里山シェア」
水田や畑、果樹園に囲まれた里山ならではの農業体験ができる「里山シェア」というサービスがあります。神奈川県に位置するため、近郊に住んでいる方にとってはちょうどよい場所といえるのではないでしょうか?
参考リンク:温泉付き、農業レジャー農園 里山シェア大井松田(神奈川)
里山シェアを利用するには月額5,000円〜で5つのプランの内、1つに加入する必要があります。
標準プラン:お野菜・お米・果物の栽培&収穫・加工を一通り楽しみたい方
プレミアプラン:自然の中でゆったりと時間を過ごしたい方
畑のみプラン:畑と体験イベントをメインに利用したい方
畑ちょこっとプラン:里山イベントをメインで利用したい方
里山サポートプラン:新鮮な野菜をたっぷり楽しみたい方
まずは畑の広さを選び、オプションで水田や果樹のオーナー権、宿泊施設の優待などをつけることが可能。契約期間は1年で更新は1年毎になります。
畑での野菜づくりや果樹の収穫、田植え、稲刈りなどの農業体験を年間通して実施しているほか、季節ならではのイベントの随時実施。1人が会員になっていれば10人まで同伴できるため、家族や友人と集ってかけがえのない経験をすることが可能です。
宿泊施設や温泉もあるので、農業だけではなく、ちょっとした旅行気分を味わうこともできます。
みんなで育てて、みんなで食べる。「シェア畑」
畑を借りて野菜づくりを楽しむ「シェア畑」という畑のレンタルサービスもあります。こちらは利用者が15,000人を突破した人気のサービスです。
【初めての方こそ野菜づくりしませんか】
畑で野菜作ったことないし、、そんな方こそシェア畑!
農具、サポート付きで収穫まで安心🍠
家族で種まき!なんてこともできます。
特別体験を、シェア畑で。 #市民農園 #野菜づくり #食育 #新しい趣味https://t.co/7WPNICLFOc pic.twitter.com/Tq5UjiODb8— シェア畑 (@Sharebatake_) 2017年12月14日
参考リンク:無農薬野菜作りをするなら貸し農園のシェア畑
【急げ!今なら、畑利用料が2月末まで0円!】冬のフリーレントキャンペーン!
道具を用意する必要がなく、手ぶらで参加することができます。週に1度来園し水をあげたり、収穫などを行います。こちらは先の「里山シェア」と異なり、首都圏・関西エリアを中心に多くの畑が参加。通いやすい畑を探すことができます。
なんといっても驚きなのは「道具のレンタル料・苗・指導・イベント参加費」などすべてが月額料金(※)に含まれているところ。それでも農園によっては市のレンタル農園よりも高かったり、里山シェアよりも高かったりしますが、完全手ぶらで、いたれりつくせりの農園サービスはうれしいですよね。 (※畑の場所や広さによって異なります)
季節によって作付けの相談を行ったり、計画的に苗を植えたり、と畑に関する楽しいことだけを行うことができます。週に1度も行けない、という場合はオプションで代行を頼むことも可能です。自分で作った野菜は、おいしさもひとしおでしょう。
都会にいながらも畑仕事や暮らしを楽しめる。そんなサービスを利用して、まずはちょっとだけ田舎暮らしを体験してみませんか?
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