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シニアや障がい者にやさしいホテル・旅館の選び方

「いい宿だと思って行ってみたら、エレベーターがなく、二階の客室に行くのが大変だった…」

そんな経験をお持ちの方もいるのではないでしょうか?

2020年の東京オリンピック・パラリンピックを控え、ホテル・旅館のバリアフリー対応などが進んでいます。
しかし、インターネット上だけの情報では、実際のところがわからないものです。

日本サル

画像提供:imagenavi(イメージナビ)

そこで今回は、細かい配慮のあるホテル・旅館選びのコツをご紹介します。
これから旅行に出かけようと考えている方もぜひ参考にしてみてくださいね。

ホテル・旅館で進むバリアフリー対応

平成29年度の観光庁関係第1次補正予算では、宿泊施設のバリアフリー化の促進として、15億円の予算が計上されています。

これは観光目的の宿泊者が泊まりやすい環境を作るだけでなく、自然災害が発生した緊急時に置いて、特に災害弱者となりやすい高齢者。障がい者等を含めた訪日外国人旅行者の安全・安心を確保するために、旅館やホテルが行うバリアフリー化を支援するもの。

実際近年の日本は、地震、火山噴火、豪雨、大雪など自然災害が毎年のように起こっていますよね。
こうした緊急時に災害弱者となりやすい高齢者・障がい者の受け入れ環境は満足のいくものではありません

ホテルや旅館など宿泊施設のバリアフリー化は十分に進んでいるとは言えず、現状まだまだ高齢者・障がい者が宿泊する際は、ホテル選びが難しいところです。

高齢者が増えている現代だからこそ、ホテル選びはバリアフリー対応しているかどうか、というところも大きなポイントになります。

よく行く場所の定宿なら良いですが、観光に行った際、知らない土地でしっかりとバリアフリー対応されたホテルを探すのはとても苦労するものです。

そもそもバリアフリーとはどのようなものなのでしょうか?

「バリアフリー」とは障がいのある人や高齢者が生活する上で、障壁(バリア)となるものを除去する(フリー)ことをいいます。
もともとは建築用語で、段差など物理的な障壁を取り除いた空間づくりを指す言葉でした。
現在では、意味もより幅広くなり、社会や制度、心理的な障壁を除去する、という意味でも利用されています。

勘違いしがちなのは、障がいのある人とは、身体的な障がいがある人だけではない、ということです。

例えば訪日外国人。

訪日外国人旅行者は「日本で過ごす上で言語に不便を感じている」と思います。
なぜならば、日本には諸外国のように外国語を話せる人が少ないからです。
さらに「乳幼児連れ」も「自分の意志通りに自由に動けない」人だと言えますよね。

広い視点でこうした方々が快適に過ごせる環境づくりがバリアフリーなのです。

2016年に障害者差別解消法が施行され、旅行業界でも障がいのある人や、高齢者の受け入れ体制の整備が進められるようになりました。
これはあらゆる人が安心して旅を楽しめるような取り組みで、「ユニバーサルツーリズム」の考え方の普及を目指したものです。

2016年に国土交通省が発表した「車いす、足腰が不安なシニア層の国内宿泊旅行拡大に関する調査研究」によると、1人あたりの平均国内宿泊旅行回数は60代で増加するものの、70代になると減少していくことがわかっています。
その理由として体力的にしんどいから、ではなく、「健康上の理由」を挙げる人が3割にものぼるのです。
また、高齢者が旅行をするのは心身にとってよいと感じていながらも、設備やサービスが不足していると感じ、旅行をためらっている、ということも同調査で見えてきました。

バリアフリー化されたホテルは通常のホテルよりもやや値段が高くなる傾向にあるので、この点でも旅行をためらってしまう原因になります。
次の項からは、バリアフリー化されたホテルをお得に利用する方法についてしっかりとお伝えしていきます。

公的施設では障がい者割引が利用できることも

"SALE"の札とリボン

画像提供:imagenavi(イメージナビ)

JRや新幹線、タクシー、バス、映画などで、障害者手帳を提示することで割引になる、ということはご存知のかたも多いでしょう。

障害者手帳をお持ちの方なら種別によりますが、電車ならJRや私鉄は半額になることが多く、携帯電話料金も割引になる他、全国のほとんどの映画館で1800円が1000円で見られる、美術館や博物館の入場無料、Jリーグの観戦チケットが安く、USJの入場料が半額と割引を受けられます。

実はホテルでもこうした割引を受けられるケースがあるのです。

都道府県や市町村が運営する宿泊施設では、障がい者割引を実施している宿泊施設が多く、バリアフリーの部屋の設備なども充実。
休暇村協会が全国に運営する37のホテル「休暇村」では、客室1名1泊あたり1500円割引になるなど、障がい者割引を積極的に行っています。

参考
休暇村ホームページ(https://www.qkamura.or.jp/)

まだまだ民間のホテルや旅館で割引しているところは少ないですが、年々車椅子利用者が快適に過ごせる宿は増えてきています。

割引になる場所は積極的に割引を利用し、旅行できる回数が増えれば心身ともに健康になれそうですよね。

次は、バリアフリー化されたホテル・旅館を一度に比較できるサイトをご紹介していきます。

旅行サイトで金額・中身を比較しよう

ノートパソコンを見るシニア夫婦

画像提供:imagenavi(イメージナビ)

旅館やホテルを探すのは今やインターネットは当たり前。

特にホテル・旅館比較サイトはとても便利で、料金などさまざまな条件で複数のホテルを比較できるので、最安値のホテルに泊まったり、最もサービスが充実したホテルに泊まったり、とユーザーが自分好みのホテルを選びやすくなっています。

ホテルQ&Aランキングサイト「だれどこ」では、障がいのある方にもおすすめできるホテルランキングを掲載しています。

参考
障がいのある方にもおすすめのホテルランキング|だれどこ
https://travel.gpoint.co.jp/daredoko/a00c/

また、旅行会社のH.I.S.が運営する「旅プロ」は、バリアフリー対応の温泉宿を一括して比較することも加納。

参考
バリアフリーに対応した温泉宿|旅プロ
https://www.his-vacation.com/theme/barrierfree.html

今現在障がいと言えるほど不自由はしていなくても、バリアフリーに対応したホテルは段差が少なく、快適に過ごすことができます。

ぜひこれらのサイトで比較し、行ってみたい旅館を見つけてみてくださいね。
行った際にはぜひスローネットのブログなどでご紹介していただけると嬉しく思います。

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