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リレーアタックで簡単に車上荒らし!愛車を守る対策法と盗難手口、教えます

ここ10年以内の車であればスマートキーを利用している、という方も多いでしょう。
現在販売されている自動車の多くにはスマートキーが標準またはオプションで設定されています。

ポケットに入れたままドアを解錠できたり、エンジンがかけられたりととても便利なスマートキーですが、便利な仕組みを突いた犯罪も多発しているそう。

今回はスマートキー搭載車が狙われる、新たな車上荒らしについて考えていきます。

車上荒らしの新たな手口「リレーアタック」とは

車上荒らしの新たな手口「リレーアタック」とは

画像提供:imagenavi(イメージナビ)

スマートキーを利用している人は要注意。
リレーアタックという新たな車上荒らしの手口によって、被害が拡大しています。

リレーアタックを行うことで、最新の防犯システムを搭載している車でさえ、簡単にドアロックが解除されてしまい、プッシュボタンで簡単にエンジンがかけられてしまいます。

ご存知の方、利用している方も多いとは思いますが改めてスマートキーについて、特徴などをご紹介させていただきます。

スマートキーは持っているだけ、ポケットに入れているだけ、バッグに入れているだけで車のロック解除、エンジン始動などができる最新の車の鍵のこと。
現在市販されている多くの車に標準またはオプションで搭載されています。
ポケットに入れているだけでも鍵を開けたり、エンジンをかけたりできるということで、多くの方が利用していますよね。

このスマートキーは、イモビライザーと呼ばれるセキュリティと連動しています。
そのため、ほかの鍵では解錠やエンジン始動ができないなど、かなり高度なセキュリティとなっている、というのがこれまでのメーカーの言い分でした。

しかし、リレーアタックという手法を用いると、簡単にセキュリティが突破されてしまうのです。

スマートキーの大きな特徴のひとつが1メートル程度しか飛ばない微弱な電波を常時発しています。
この微弱な電波に触れる、押すといった動作が加わることで解錠やエンジンスタートができるのです。
電波で暗号などのやり取りもおこなっているため、その自動車専用のスマートキーでなければ操作することができないのです。

リレーアタックは、こうした特徴を逆手に取った手口。
スマートキーはその特性上、常時1メートルほどの範囲に電波を発し続けています。
つまり、スマートキーの半径1メートルまで近づくことができれば、電波をキャッチすることができるのです。
キャッチした電波を増幅することで、スマートキーと同じ電波を発することができてしまいます。

その状態で解錠動作を行うと、自動車側は近くにスマートキーがあると認識。
そのままエンジンスタートボタンを押すと、エンジンがかかり、あっという間に盗難できてしまうのです。

もちろん、電波を保存することは現在できないため、一度エンジンを停止させてしまうと再始動は出来ません。



では、盗難した車はどうなっているのでしょうか?

答えは車を分解してパーツごとに売り払ってしまいます。
海外に車を輸出する際はパーツごとに出荷するのが一般的。
そのため、輸出パーツが車を分解したパーツであっても疑われないのです。

海外ではリレーアタックに使える機器も売られているようで、かなりの被害が発生している窃盗。
リレーアタックから身を護るにはどうすればよいのでしょうか?

外出先でも被害に遭う?「リレーアタック」の被害例

外出先でも被害に遭う?「リレーアタック」の被害例

画像提供:imagenavi(イメージナビ)

海外では多数の被害が報告されているリレーアタックは、日本でも最近被害が発生し始めています。
特に関西エリアや東海エリア、特に名古屋で被害が発生しました。
一体どのような人たちが、どのようなタイミングで盗みを働くのでしょうか?

実際に大阪府東大阪市の防犯カメラが撮影した映像を確認すると、2人組のマスク姿の人物が民家の駐車場にあらわれ、何らかの機械で高級車を盗み出していました。
この間、たったの5秒だというから驚きです。

結局は未遂に終わり、車は無事でした。

自動車メーカーも「こんなに簡単に盗まれそうになるとは」と驚くほど、あっさりと盗み出すことができるそう。

大阪府警によると、茨木市や守口市でも同様の事件が発生しているようなので、日本全国で発生する可能性は高いと言えるでしょう。

現在日本における自動車窃盗の認知件数は平成29年で10,213件。
そのうち鍵がないにも関わらず盗まれたケースは7割を占めるそう。
盗難に遭いやすい車はトヨタ自動車の「プリウス」「ハイエース」といった海外でも人気が高いもの。
特にプリウスはスマートキーを搭載している自動車が多いため、リレーアタックの標的となりやすいのです。

リレーアタックは痕跡や傷が残らないため、盗難車が発見されたとしても手口の特定が困難という特徴があります。
そのため、手口がわかっていない自動車窃盗も「リレーアタック」の可能性があるのです。

大阪府で初めて窃盗現場を撮影することができたリレーアタックですが、もっと前から日本でも行われていたのかもしれません。

「リレーアタック」から身を護るには

「リレーアタック」から身を護るには

画像提供:imagenavi(イメージナビ)

大切な自動車をリレーアタックから守るためにはどのような対策が友好なのでしょうか?

ここからはリレーアタックから身を護る方法について詳しく見ていきましょう。

リレーアタックから身を護る方法1:金属ケースを使用する

多少不便になってはしまいますが、缶など電波を遮断するケースのなかに毎回必ずスマートキーを収納することはとても有効な手段。
鍵からの電波を受信できなければ、リレーアタックを行うことが出来ません。

自動車用品店では電波を遮断するケースや専用ポーチなども販売されているので、これらの購入も有効的です。

ただし、この方法はスマートキーの利便性を損なうもの。
多少の不便を感じてでも愛車を守りたい! と考えている方はぜひすぐに実践してみましょう。

リレーアタックから身を護る方法2:自宅ではなるべく家の中心に

スマートキーが発する電波は周囲1メートルほどの範囲。
玄関で鍵を保管している場合は、知らぬ間に盗まれる可能性が。

夜寝ている間に電波をキャッチされてしまえば、起きた時に「車がない!」なんてことが起こりえます。

自宅でのスマートキーの保管はなるべく家の中心(窓やドアから距離を取る)、そして金属製のケースのなかに入れる、といった対策が有効です。

自宅であれば金属ケースに入れても、スマートキーの利便性を損なうことはないので、ぜひすぐにでも実践してみましょう。

防犯意識を高めても次々と新たな手口

こうしたリレーアタックの対策ではあくまでリレーアタックが防げるだけ。

近年では盗難防止装置が自動車に搭載されていたり、防犯意識が向上したことで、自動車窃盗の認知件数は平成15年の約64,000件をピークに減少しています。
しかし、防犯装置の弱点をつく新たな手口も増え続けているのも事実。

昔は窓ガラスを割ったり、ドアをこじ開け、電気配線を直結させ車を盗む手口が一般的でした。
対策として平成12年頃になると、車と鍵に事前登録したIDを照合し、一致した場合のみエンジンスタートできる「イモビライザー」が登場。
しかし、別の鍵でもエンジンを指導させることができる「イモビカッター」といった解除機器が登場するなど、いたちごっこが続いています。

現在主流のスマートキーはかつてのセキュリティと比較すると、格段に堅牢ですが、リレーアタックでは簡単に盗まれてしまうのです。




最新の犯罪手口をしっかりと知り、対策を行うことで、自分の大切な車を守ることが出来ます。
自動車窃盗はリレーアタックだけではありません。
改めて防犯意識を高め、車の防犯対策について考えてみませんか?

コメント
  1. 賢い犯罪者がいるもんだ!//自家用車はエンジンスタートボタンは指紋認証や暗証番号にしないといけないんだろうね。:盗む為に時間がかかるようになれば件数は減りそう。

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