第28回 ボディスイングだと球が曲がる

　◎ 手打ちのスイングからボディスイングを意識したら球が曲がりはじめた

　人に手打ちスイング、と言われたことはありませんか。この手打ちスイングから体を使ったボディスイングを意識して練習をしたら、球が曲がりはじめたという経験はありませんか。今回はこのボディスイングについて説明します。

　ボディスイングとは、バックスイングで十分に上半身を捻じり、ダウンスイングでは脚、腰、といった下半身から捻じれをほどき、最後は手を動かしていく打ち方が一般的で、この通りにスイングをすれば、そんなに大きく曲がるとことはないのです。しかし、このボディスイングを意識して打つ場合、スライス系のミスショットを誘発しやすくなります。

　考えられる理由としては、ボディターンを意識するあまり、フォロースルーで右手が左手の下に位置しまうということです。この状態ではフェースは右を向き、球は右サイドしか行かなくなります。そうではなく、右手は常に左手の上にくるようなスイングを心掛けてください。そうすれば、ボディスイングと正しい手の動きにより、正確性が高まり更に飛距離も期待できるでしょう。

　このように、ボディスイングとは、ダウンスイングだけではなく、バックスイングもフォロースルーも全部含んでいることを理解してください。

　今週はこの事に気をつけてみましょう。