第39回 アプローチでダフりやトップする

　◎ アプローチになるとダフりやトップが出てしまう

　ピンが近くになってくると、入れたい、寄せたい、と思いはじめ、アプローチでダフったりトップしたりといった、ミスをしたことはありませんか？　今回は、アプローチのミスについてのご説明をしたいと思います。

　アプローチのミスの多くは、明確なビジョン、戦略を持たずに漠然と球を打っているために起こっているケースが少なくありません。アプローチにはご存知の通り、ピッチショット、ピッチエンドラン、ランニングといった種類があります。球のライやピンまでの距離、その他グリーンの状況やハザードの有無といった要因を十分判断して、明確な打ち方、戦略を立ててアプローチしてください。この戦略を立てるだけでも、ダフりやトップといったミスは間違いなく減るでしょう。更にミスの確率を減らすというのであれば、ランニングアプローチを基本に考え、転がすことを中心にしていけば、ミスの確率は少なくなります。

　他に注意すべき点としては、各アプローチの際のアドレスの姿勢、球の位置、体重のバランス等に注意してください。補足ですが、今回テーマにあるダフりやトップという症状には、ダフりはつま先体重、トップはかかと体重になっている場合が考えられますので、ぜひ一度ご自身で検証してみてください。

　今週はこの事に気をつけてみましょう。