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第43回 スタンスと球との距離

ゴルフ講座

第43回 スタンスと球との距離

 ◎ コースに出ると、スタンスと球との距離がわからなくなってしまう

 コースに出るとアドレスしたときに何かしっくりしない、体から球が近くないか、または遠くないか、と思いながらショットした経験はありませんか。今回はコースに出たときの、体と球との距離についてご説明したいと思います。

 練習場では各打席、何も考えずに打席に入っても正しく目標に向いて構えることはできます。また、人工マットやゴムティもあるので、足場を変えなくてもドライバーやアイアンのショットを打つことができます。アベレージゴルファー以上になれば、大方、体と球との距離が狂うということは少ないでしょうが、ゴルフを始めて間も無い人や、ビギナーの場合だとこの感覚はなかなか身についていない為、今回のテーマのような問題が生じる可能性があります。

 では、それを解消する方法ですが、毎ショットごとにルーティーンの確認をします。具体的には、目標を確認しながら球に対して、右手もしくは両手で持ったクラブを球の後ろにセットし、左足、右足の順でスタンスを決め、アドレスを決定します。そしてワッグルをしながら体の余分な力みを取り除きショットするという、この一連の動作、ルーティーンを機械化してしまう方法をおすすめします。これができるようになれば、体と球との距離がわからなくなるということは少なくなるでしょう。また、アベレージゴルファーでも球との距離がわからなくなるケースはあります。それはつま先上がりや、つま先下がりの時です。前傾姿勢が深くなれば球との距離は遠くなりますし、浅くなれば近くなりますが、このような場合であってもあくまでも通常のセットアップが基本となりますので、通常のアドレスを取ってから球のライに合せるように心掛けてください。

 今週はこの事に気をつけてみましょう。

イメージ

▲ 姿勢が深くなれば球との距離は遠くなる

提供:日本プロゴルフ協会
http://www.pga.or.jp/

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