第51回 グリーンを狙うとシャンクする

　◎グリーンを狙うショットになるとシャンクしてしまう

　グリーンを狙うショットをする際、シャンクした経験はありませんか？　今回は、グリーンを狙うショットでシャンクが出る原因について説明したいと思います。

　ひと言でグリーンを狙うショットと言っても、ロングホールのセカンドショットのようなロングショットではなく、ショートアイアンのケースについて説明します。シャンクになる原因として考えられることは、番手以上の距離を求めて、無理なスイングをしたりすること、使用クラブが短い為にグリップエンドと体との間隔が狭くなり、スイングが窮屈になってしまうこと、また前傾姿勢が深くなり体を沈めてしまうような構えをとること、これらがシャンクを出やすくする原因といえます。

　グリーンに乗せたい、ピンに寄せたいと思う気持ちが強すぎると、こういった要因を作ることとなります。ですから、あまりにも完璧な結果を求めず、グリーンの中央狙いで気楽な気持ちでショットに臨んでください。ただし、ショットの前にはスタンスの幅、スタンスの向き、ひざ、腰、肩のラインといった、各チェックポイントをチェックすることは言うまでもありません。

　今週はこの事に気をつけてみましょう。