第53回 ティーショットでトップする

　◎ティーショットでトップばかり出てしまう

　コースに出るとドライバーがトップボールになってしまって困ったことはありませんか？　今回はティーショットでトップばかり出てしまう場合について説明したいと思います。

　これはスイングプレーンがズレていることが考えられます。つまりスイングの最下点よりも手前、体の右側で球をヒットしトップする場合と、スイングの最下点以降、体の左側で球をヒットしてトップする二つの場合が考えられます。ですから修正するにはこの最下点の矯正が必要になります。スイングの最下点は体の背骨が基準になりますから、アドレスした時のスタンス幅が広すぎると最下点は体の右側にきます。

　逆にスタンスが狭すぎると体の左側にきてしまいます。あくまでスタンスの基準としては、自分の肩幅が両足のかかと内側に収まるくらいが適当といえます。これで最下点の矯正は可能となります。あと注意しなければならないことは、スイング中にスイング軸を左右に大きくぶらさないようにすることです。最下点の矯正ができてもスイング中にスイング軸がぶれてしまうようでは矯正した効果はありませんので、スイング軸にも十分注意してスイングしてみてください。

　今週はこの事に気をつけてみましょう。