第54回 つま先上り下がりの練習方法

　◎練習場でつま先上りやつま先下がりを練習する方法は

　コースに出ると様々なライからショットをしなければなりません。練習場で効果的な練習ができたらな、と思ったことはありませんか？　今回は練習場でつま先上りやつま先下がりの練習をする方法の紹介です。

　一番簡単なのは傾斜板を利用することですが、傾斜板が無い場合は次のような方法をお勧めします。まずつま先上りですが、ショートアイアンを短く持ち、ティーアップを一番高くしてその球を打つ練習をしてください。その際注意することとしては、アドレスした時の前傾角を保ち、クラブを多少ハンドダウンにします。これらに注意して練習することで、つま先上りを想定した練習が可能です。

　また、つま先下がりの練習の場合ですが、クラブを短く握りスタンス幅をできるだけ広く取ってアドレスします。その状態で球を打っていくことでスイングプレーンはおのずとアップライトになりつま先下がりに近い練習が可能となります。スタンスを広げるのは体が安定して腕主導のスイングを体験することができる為です。

　このように、平坦な練習場でも工夫次第で様々なライを想定しての練習は可能です。アマチュアの方はいろいろ試して練習してみてください。

　今週はこの事に気をつけてみましょう。