第64回 スエーの防止方法

テークバック、ダウンスイングの際のスエーの防止方法とは

　人から、スエーしている、と指摘されたり、自分で認識しているが直し方がわからない、という方はいませんか？　今回はスエーを直す方法を紹介したいと思います。

　皆さんご存知の通り、ゴルフスイングは背骨を中心としたスイング軸を中心に円運動で成り立っています。この軸がスイング中に飛球線後方つまりプレーヤーとしては右側に軸が動いたり、また飛球線前方つまりプレーヤーとしては左側に軸が動いしまうことをスエーと呼んでいます。このスエーはあらゆるミスショットの原因となりえます。ですから、スエーをしていると指摘されたり、自分で認識している人は、直していくことをお勧めします。

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• 帽子のツバが動かないように打つ

　その直し方ですが、ショットの際やスイングする際、スイング軸を自分の頭に常に意識するということです。バックスイング、フォロースイング、いずれも自分の背骨を中心に回転しスイングしているという意識を常に持っていてください。あと自分で直す方法としては、ツバのある帽子を深めにかぶり、アドレスの際視界に入る帽子のツバの位置を十分覚えておいて、そのツバを動かさずにスイングをする方法です。

　この帽子のツバというのは、背骨といった細いものではなく大きく漠然としたものなので、これが大きく動かないような感覚で打つことができればスエーの防止には役立つと思います。

　今週はこの事に気をつけてみましょう。

提供：日本プロゴルフ協会
http://www.pga.or.jp/