第67回 アドレスが長いと及ぼす影響は

アドレスが長いと及ぼす影響は

　ゴルフ場にいくと、いろんなタイプのゴルファーを見かけます。アドレスが長くてなかなか打たない人、何度も素振りをする人、また、すぐに打ってしまう人など様々です。その中でも、今回はアドレスが長い人について説明したいと思います。

　アドレスが長くなると、頭と体が緊張状態となり、特に体は硬直してきます。このような状態になると、体は次への動き、次に何を行うか、という動作に支障をきたしてきます。また、頭では、セットアップの際、目標を確認し、自分の打っていくイメージを作り、そして球を打つことが一般的ですが、アドレスが長くなると、そのイメージが消えてしまい、体を動かすことの方に神経が行ってしまいます。

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• アドレスは長くならないように

　硬直して緊張状態となることで、指先や手、腕、肩には力が入り、バランスの悪いスイングとなってしまいます。このような状態で球を打っても当然ナイスショットは望めません。このようにアドレスが長くなってしまうと、どうしてもミスショットにつながりやすくなります。ですから、ゴルフ場では目標を確認し、アドレスを取ったらワッグルやフォワードプレスなどを行い、アドレスが長くなることを極力避けてください。

　また、これは普段から注意していればすぐに直りますので、意識して構えたらすぐに打つように心掛けていれば、克服できることでもあります。ぜひ一度チェックしてみてください。

　今週はこの事に気をつけてみましょう。

提供：日本プロゴルフ協会
http://www.pga.or.jp/