第68回 アイアンもウッドも同じ横振りでいいのか

アイアンもウッドも同じ横振りでいいのかどうか

　同じゴルフスイングでもウッドやアイアンを振る場合、その性能も異なることから、「同じ振り方でいいのだろうか？　ウッドやアイアンでは打ち方が違うのではないだろうか？」と思ったことはないでしょうか。今回は、アイアンもウッドも同じ横振りでいいのかという疑問について説明します。

　アマチュアの皆さんにとってはごく素朴な疑問でしょうが、心配する必要はありません。なぜかというと、クラブが短ければスタンスは狭まり、自然とアップライトなスイングとなりますし、また、クラブが長ければスタンスは広くなり、自然とフラットなスイングになっていきます。ですから、短いクラブを使えば球への入射角は深まりダウンブロー気味のショットになる反面、長いクラブを使えば球への入射角は浅くなりアッパーブロー気味のスイングとなります。

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• 持ったクラブとアドレスによって自然と降り方は決まる

　こういったスイングは持ったクラブとそのアドレスによって自然と決まってしまうものであり、自分の頭の中で横振りや縦振りを意識するものではないのです。結果的に縦振り、横振りという表現になるかもしれませんが、それは本人が意識して作りあげるものではなく、ごく自然に出来上がるものだということを理解してください。

　今週はこの事に気をつけてみましょう。

提供：日本プロゴルフ協会
http://www.pga.or.jp/