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第84回 正しいコックの使い方

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第84回 正しいコックの使い方

コックの使い方を解説

 ゴルフスイングの中でよく耳にするコックという言葉、今回はこのコックの使い方について説明したいと思います。

 コックとは一般的に、手首折れのことを呼んでいますが、まずはその折れ方がどのように折れると正しくて、どのように折れると正しくないかについて説明します。アドレスした際、左手親指方向にクラブが折れる動き、これは正しい動きです。つまり剣道でいう面打ちの動作です。しかし、アドレス時に手首の甲が地面や天井を向いてしまうような手首の動きは正しくありません。

 ではなぜ手首の動きがこのように制限されてしまうかについて説明します。誰でも球を打つ際、クラブフェースを目標方向に合わせてショットをしていることと思います。しかし、目標にクラブフェースを合わせても、手首の甲が上を向いたり、下を向いたりする動きをしてしまうと、せっかく合わせたフェース面が全て狂ってしまい、球がどこへ飛んで行くかわからなくなってしまいます。しかし、面打ちの動作はフェース面が狂いにくいことと、手首がそれほど自由に利く動きでもないため、この方向への動きはある程度許されています。

  • コックはあまり意識せずにスイングしましょう
  • コックはあまり意識せずにスイングしましょう

 次にコックの使い方について説明します。アドレス時でのクラブシャフトと腕とのコックの状態はテークバックでシャフトが水平になる所まで維持されます。それ以降のバックスイングでは徐々にコックの度合いが大きくなり、トップスイングでは腕とシャフトが約90°くらいになるまではコックは許されます。しかしそれ以上のコックは、スイングプレーンを外れることになりかねないので、あまり勧めることはできません。手首を使うという動作は、球を狙った所に打っていくゴルフでは、その確率を低くすることはしても高めるものではありません。球を打つ際コックはあまり意識せずにスイングした方が良いかもしれません。もう一度ご自身のコックをチェックしてみてください。

 今週はこの事に気をつけてみましょう。

提供:日本プロゴルフ協会
http://www.pga.or.jp/

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