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第111回 ロングアイアンと3W、4Wの使い分け

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第111回 ロングアイアンと3W、4Wの使い分け

ロングアイアンと3W、4Wの使い分け

 ロングアイアンや3W、4Wというクラブを使用する共通点は、いずれもある程度の飛距離を出さなければならないという点です。その上でどのように使い分けてくかということについて、今回は説明したいと思います。

  • 状況に応じて使い分けましょう

 フェアウェイウッドは球が上がりやすい構造となっていますからクロスバンカーや少々ライが悪くても使用できます。しかし、フェアウェイウッドの中でも3Wと4Wではさらにライの状態を確認して使用する必要があります。例えば、球がラフの中に入っていたり、つま先下がりや左足下がりのような時には4Wを持つ方がいいでしょう。

 一方、ロングアイアンは構造上、球が吹き上がりにくくなっていますから、アゲンストの状態などでは威力を発揮します。しかしロングアイアンは若干のトップは許されても、少しのダフりも許されません。そうしたことからも、ロングアイアンの使用範囲は限られてくることはやむを得ないことと言わざるを得ません。

 さらに、200ヤード前後を打つクラブとして最近注目をされているのが、ユーティリティークラブです。ユーティリティークラブは少々のダフり、トップでも結果に大きなミスが出ないほか、球もフェアウェイウッドのように十分高く上がり、よく止まります。いわばアイアンとウッドの両方の良い面を併せ持つクラブと言えます。ロングアイアンや3W、4Wの使い分けに困ったら、ユーティリティークラブを入れることも悩みを解消する1つと言えます。ぜひご一考ください。

 今週はこの事に気をつけてみましょう。

提供:日本プロゴルフ協会
http://www.pga.or.jp/

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