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第113回 つま先上がり、つま先下がりからのアプローチ

ゴルフ講座

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第113回 つま先上がり、つま先下がりからのアプローチ

つま先上がり、つま先下がりからのアプローチ

 つま先上がり、つま先下がりといったライからのアプローチは大変バランスが悪いものです。今回はつま先上がり、つま先下がりからのアプローチについて説明したいと思います。

  • 体の重心とクラブフェースの向きに注意しましょう

 斜面からのショット、アプローチの際、一番大切なことは重心のかけ方です。例えば登山の場合、山を登る時にはつま先に体重がかかり、下山の時にはかかとに体重がかかります。アプローチする際も全く同じ原理です。まず、アドレスをする際に水平感覚を保つことを最優先に考えます。次に、球の飛び出す癖を確認します。つま先上がりのライからではクラブフェースが目標の左を向き、球が左方向へ行きやすくなりますし、反対につま先下がりのライからではクラブフェースが目標の右を向き、球が右方向へ行きやすくなってしまいます。これらを踏まえ、あらかじめ球の出る方向を予測し、目標よりも右ないし左に目標を定め、体の重心を水平に保ちながらアドレスします。

 打ち方ですが、つま先上がりの場合はクラブを短く持ち若干ハンドダウンとします。それにより自ずとコックができますからスイングはアップライトとなります。その結果、傾斜に沿った正しいスイングが可能となります。次につま先下がりの場合ですが、つま先下がりで犯しやすい過ちは、球が足場よりも低い位置にあるために、上体で球を打とうとして前傾角度が強くなり、つま先に体重がのってしまうことです。そうではなく、前傾角度はそのままに、膝の屈伸で球との距離を調整して打つようにしてください。これを怠ってしまうと前後のバランスが崩れ、シャンクやトップが出てしまうのです。

 このように、体の重心とフェースの向きに注意すれば、難しいライからのアプローチも難なくできるようになるでしょう。

 今週はこの事に気をつけてみましょう。

提供:日本プロゴルフ協会
http://www.pga.or.jp/

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