第114回 手にできる良い豆と悪い豆について

手にできる良い豆と悪い豆について

　ビギナーや、アベレージゴルファーが練習場で一生懸命球を打ち、手に豆ができてしまった、または指の皮が剥けてしまったという経験はありませんか。今回は、手にできる豆について説明したいと思います。

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• 豆のできる位置で正しいグリップかどうかがわかる

　豆のできやすい人やできにくい人がいますが、どこにできる豆が正しいかと言うと、左手の場合は小指の付け根と親指の腹部分、右手の場合は右手人差し指の根元、またインターロッキンググリップの人は左手人差し指と交差させる小指の部分にできやすくなります。
　では豆の中でも良くない豆は何かと言うと、左手の掌にできる豆や、右手の腹の部分の皮が剥けてしまったり、その部分にできる豆は決して良いとは言えません。左手の掌部分に豆ができるのは、クラブのグリップを長く持ち過ぎ、グリップエンドが掌の中で動いているような場合です。これではクラブが安定しないため、当然安定した球筋を求めることができなくなります。

　また、右手親指の腹部分にできるような場合は正しいグリップではないので、グリップの見直しをする必要があります。豆を一つ見直すだけでもゴルフスイングは変わってきます。たかが豆とは言わず、自分の手を見て検証してみてください。なお、正しい豆ができているのであれば、それを豆ではなく「タコ」にするくらいクラブを振り込むと上達も早くなるでしょう。

　今週はこの事に気をつけてみましょう。

提供：日本プロゴルフ協会
http://www.pga.or.jp/