第116回 コンペ前の有効な練習方法

コンペ前の有効な練習方法

　コンペが間近という時に、どうしたら良いスコアが出るだろうか、またどのような練習をすれば効果があがるだろうかと考えたことはありませんか。今回は、コンペ前の有効な練習方法について説明したいと思います。

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• コンペ前はアプローチとパターを中心に練習しましょう

　コンペが近づいてから効果のある練習となると、やはりアプローチとパターといったショートゲームです。スコアが優先されるコンペではショートゲームの出来不出来がスコアに大きく関係してきます。練習の比率としては、アプローチとパターが7割、ショットが3割という感じでいいと思います。なお、ショット練習中にミスショットが出るからと言っても、即席でショットの矯正はしないことをお勧めします。

　ショットの矯正を始めると、矯正が重なりスイング全体が崩れてしまうことにもなりかねません。ですから、ショット練習でミスショットが出るのであればミスの出る傾向、球の曲がる傾向などを把握しておき、アプローチでカバーしてスコアをまとめるようにするといいでしょう。また、プレー当日の朝の練習としては、ショット練習はウォーミングアップ程度に抑え、練習グリーンで多くの時間を練習することをお勧めします。

　練習グリーンでは10メートル以上のロングパットと、1、2メートルのショートパットの練習を重ね、タッチと距離感を養うと効果があります。このように、コンペなどのゴルフ前にはショートゲームを中心に練習をするといいと思います。

　今週はこの事に気をつけてみましょう。

提供：日本プロゴルフ協会
http://www.pga.or.jp/