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第120回 頭を残す打ち方

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第120回 頭を残す打ち方

頭を残す打ち方

 ゴルフのスイングを他人から教えてもらっている時、ミスショットをすると「今のミスはヘッドアップだ」などと言われたことはありませんか。今回は頭を残す打ち方について説明したいと思います。

  • ヘッドアップを意識し過ぎず、スムーズなスイングを

 ビギナーが止まっている球を打つ際、当然目が球から離れてはいけませんし、ヘッドアップしているようでは球にも当らないことと思います。しかしながら、ある程度球を打てるようになってきたら、今度はあまり球を見過ぎていても弊害が出てきます。頭を残すことを意識し過ぎると、バックスイングが取りにくくなり、浅いバックスイングとなってしまうほか、フォロースルーでも右肩が顎に邪魔されてしまい大きなフォロースルーを取ることもできなくなってしまいます。つまり、目標方向へのスムーズな回転運動が妨げられてしまうことになるのです。

 女性や体が柔らかい人などはヘッドアップしないよう意識し過ぎて、スイングを妨げているケースが多分に身受けられます。ゴルフは背骨を軸とした回転運動です。この回転運動、すなわちスイングプレーンを妨げない範囲で球を良く見ることは必要です。最近のプロの中にはインパクト以降、早くに顔を上げる選手もいますが、これはヘッドアップではなくルックアップです。スイング軸、スイングプレーンがしっかり保たれている上でのルックアップですから、ヘッドアップとは違います。

 インパクトは、スイング中ではほんの一瞬です。球を良く見ることを強く意識する必要はありません。むしろヘッドアップを意識し過ぎて頭を残し、スムーズなスイングが妨げられてしまっていることの方が問題といえます。

 今週はこの事に気をつけてみましょう。

提供:日本プロゴルフ協会
http://www.pga.or.jp/

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