第123回 アイアンショットがダフってしまう

アイアンショットがダフってしまう

　コースに出るとどうしてもアイアンショットがダフってしまう、という人はいませんか。今回は、コースに出るとアイアンショットがダフってしまうということについて説明したいと思います。

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• 背骨を軸とした回転運動を確認しましょう

　コースに出ると二つとして同じライはありません。そんなことからも、アイアンショットがダフってしまう要因がある訳ですが、ダフりやすい他の要因としては、スイング中において体の右サイドへスエーする場合、上下動する場合、またアドレスで頭を下げて球を見てしまう場合などが考えられます。

　ではこれらを解消する方法ですが、まず初めに、球が悪いライや難しいライに行ってしまいダフりそうだなという場合には、球を通常よりも右側に置き、体重配分は若干左ウェートとします。あとはアップライト気味なスイングを心掛ければ、ダフる確率は低くなります。

　次に、右へスエーしたり上下動してしまう場合ですが、背骨を軸とした回転運動を確認する必要があります。スムーズな回転運動が妨げられると、軸が左右に動いたり、体が上下動してしまいます。そうなれば自ずとダフる結果になります。再度、自分のスイングをティーチングプロに見てもらったりしてスエーや上下動が起きないようなスイングに直して下さい。

　その他ダフりやすい傾向の人としては、眼鏡をかけている人です。眼鏡をかけている人はレンズの中心で球を見てしまうため、どうしても頭を下げてしまいがちになります。ですから、眼鏡をかけている人はレンズの下部分で球を見る感じでアドレスをするようにするといいでしょう。

　今週はこの事に気をつけてみましょう。

提供：日本プロゴルフ協会
http://www.pga.or.jp/