第134回 練習場の効果的な利用方法

練習場の効果的な利用方法

　練習場を利用する時に、ただ漠然と球を打ってはいませんか。今回は練習場を利用するにあたっての有効な利用方法について説明したいと思います。

• 
• 課題点を明確にし、どのように矯正するのかを決めて練習する

　練習場を利用するにあたっては当然目的を持って練習場に行く訳ですが、より効果的にするためにはその目的をより具体的にして臨むと効果が上がります。例えば、前回のゴルフでアイアンが悪かった、アプローチが悪かった、またはドライバーが悪かった、など課題点を明確にし、さらにその課題点をどのように矯正したいのか、そのためにはどうしたらいいのかといった部分にまで掘り下げていくと、練習中の集中力も上がりますし効果も上がります。

　また、今度ゴルフに行くにあたり、そのコースに合わせた練習をするのもいいと思います。例えば、正確性が要求される狭いコースであるならばアイアンショットの練習やコントロールショットの練習をするなど。このように、練習場ではより具体的な課題を持って練習することが肝要です。ただ漠然と球を打つことは、ストレスの発散にはなってもゴルフの上達にはなりません。また、練習場ではショットの矯正、スイングの矯正をしているわけですから、全ての球をナイスショットする必要は全くありません。トップしようがダフろうがいっこうに構いません。なぜなら、課題点を修正するための過程にすぎないのですから。他人の目は気にせず、課題点だけを考えながら練習してください。

　今週はこの事に気をつけてみましょう。

提供：日本プロゴルフ協会
http://www.pga.or.jp/