第140回 他人のアドバイスはどこまで聞いたらいい

他人のアドバイスはどこまで聞いたらいい

　練習場に行くと、友達同士やお客さん同士で、しきりにアドバイスしている人を見かけます。今回は他人のアドバイスに、どこまで耳を傾けて聞いたらいいかということについて説明したいと思います。

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• ティーチングプロにレッスンを受けてみるのも良いでしょう

　練習場には「教え魔」という、プロ顔負けのお客さんがいます。いきなり一方的にアドバイスをしてきて、しまいには手取り足取りの即席レッスンが始まることも少なくありません。こうした「教え魔」に遭ってしまい、スイングがおかしくなったという場合や、友人同士でも練習に熱が入ると、お互いにアドバイスをしたりするというケースが珍しくありません。こうした場合には、どこまで真剣に聞いたらいいのか、どこまで自分のスイングに取り入れたらいいのかということが重要になってきます。

　次のような人には耳を傾け、取り入れていく価値がある人と言えます。どういう人かと言うと、どこをどうすべきかを指摘してくれ、その問題点について処方と完治までの方法を責任もって教えてくれる人です。診断しかせず、問題点ばかりを指摘している人には教わらない方が良いです。問題点を指摘するだけであれば、誰にでもできることです。その点、こうした一連のアドバイスを送ってくれるのが、PGAのティーチングプロです。他人から色々と言われ、自信がなくなってきたらティーチングプロにレッスンを受けてみるのも良いでしょう。

　また、耳だけでなく目で見て影響を受けてしまう人もいますが、見た目で明らかに良いスイングをする人は、良い影響になりますが、そうでない時はあまり人のスイングは気にしない方が良いと思われます。

　今週はこの事に気をつけてみましょう。

提供：日本プロゴルフ協会
http://www.pga.or.jp/