第166回 固いガードバンカーからのショットについて

固いガードバンカーからのショットについて

　ガードバンカーからバンカーショットをした際、見た目よりも固くてトップしてしまった、もしくは、ホームランしてしまったという経験はありませんか。今回は固いガードバンカーからのショットはどう打つかについて説明したいと思います。

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• バンカーの砂質とクラブの特性を知ることが先決

　一般に雨上がりなどはバンカーの砂が締まり、固くなってしまいます。また砂質によっても、固く締まりやすい砂というのがありますから、まずはそうした砂の特性を理解しておきましょう。

　続いてクラブですが、クラブのサンドウェッジのバンスの大小を見てください。サンドウェッジにもバンスの異なる様々な種類があります。もし、キャディバックに数本入れられるのであれば、バンスのことなるウェッジを入れることをお勧めします。そして、状況をみてクラブを使い分けるといいでしょう。

　なお、バンスの大小の違いを調べる方法としては、ベアグランドや練習場のマットではないところから球を打ってみましょう。その際、クラブが地面に弾かれる感覚が少ないクラブがバンスの少ないクラブです。まずこのように、バンカーの砂質、そして自身が使っているクラブを知ることが先決といえます。

　続いて打ち方ですが、これはやはりグリップを強く握りバンスが弾かれないようにすることに限ります。そして、あまりにも固く弾かれるようであれば、アプローチウェッジやピッチングウェッジといった、バンスのないクラブで打ってみるようにするといいと思います。

提供：日本プロゴルフ協会
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