第176回 強振するとどんなミスが出てしまうか
第176回 強振するとどんなミスが出てしまうか
強振するとどんなミスが出てしまうか
練習場で、1Wをおもいっきり振り回しているアマチュアの人を見かけることがあります。今回はクラブを強振するとどのようなミスが出てしまうか、ということについて説明したいと思います。
プロのスイングを見たことはありますか? ゆっくり、そしてスムーズに打っているように見えます。決してどこにも力が加わっていないようにも見えると思います。しかしプロの場合はそのようなスイングでも大きな飛距離を生み出すことができるのです。
ではなぜ強振しなくてもあれほどの飛距離が出せるのかというと、安定したスイングが保てていることはもちろんですが、軸を中心とした回転運動がきっちりとできているからなのです。
アマチュアの場合、スイングが安定していないこともありますが、強振してしまうと、回転の運動ではなく下から上への伸び上がり運動となり、効率よく体の力を球に伝えることができなくなってしまいます。あくまでも軸を中心とした回転運動を心がけ、スイングをすることに集中しましょう。
また、下から上の伸び上がりスイングでは、若干の伸び上がりが生じるだけで、球へのミート率は明らかに悪くなってしまいます。ですから練習場では強振はせず、また何発かのミスショットにもとらわれることなく、回転運動を意識したスイングをするよう心がけるといいと思います。ある程度できるようになったら徐々に強く振るようにしていくといいでしょう。
提供:日本プロゴルフ協会
http://www.pga.or.jp/
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