第180回 SWは重いほうがいいのか

SWは重いほうがいいのか

　プロのアプローチショットを見ていると、どこからでもピンに寄っていくようなショットをします。今回はそんなプロのようなアプローチをする上でも、特にSWが重いほうがいいのか、それとも軽いほうがいいのか、ということについて説明したいと思います。

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• SWは構えた感覚、個人のスイングのタイプで選びましょう

　SWはその性能上、どうしても重くならざるを得ません。それというのは、バンスという膨らみの部分がありますから、どうしても重量は重くなってしまうのです。ですから、良い悪いを問わず、SWは必然的に重いクラブとなってしまうのです。

　ではここで、単純に重いか軽いかではなく、フィーリングという部分から考えてみましょう。そうなると若干見方も変わってきます。

　例えば、バンスの少ないクラブ、大きいクラブ、小ぶりのクラブ、大きめなクラブ、というように見た目や構えた感覚などを中心にしてクラブを選択していくことで、結果的に重量に変化が出てきます。そしてクラブを選択する場合に注意することとしては、他のアイアンの重量と同じ流れでセットするといいということです。

　また、個人のスイングのタイプによって、SWの種類も変わってきます。例えば、スイングがアウトサイドイン系のスイングをしている人であれば、バンカーからは出やすい打ち方をしていますし、インサイドアウト系の人であれば、少し打ち込む感覚が必要になることと思います。

　このように、SWは総じて重いクラブではありますが、その中でも選択の種類は多いので、ただ重い・軽いだけで選ぶことのないようにしましょう。

提供：日本プロゴルフ協会
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