第186回 スイングのリズム、テンポがよくなる方法

スイングのリズム、テンポがよくなる方法

　友人や周りの人からスイングがぎこちないとか、テンポやリズムが悪いと言われたことはありませんか。今回はスイングのリズム、テンポがよくなる方法について説明したいと思います。

• 
• 余計な力を入れず、フォロースルーの位置から戻すスイングを

　スイングのテンポ、リズムが悪い人はまずは自分がどんなスイングをしているのかを知ることが必要です。自分自身では普通にスイングしているつもりでも、ビデオに撮ってみたら、早かった、遅かったなどと思うかもしれません。このように、まずは自分自身で客観的にスイングを分析してみましょう。

　その次に、実際にスイングの中で矯正をする方法ですが、グリップ、腕、肩、ひじに力を入れず、最小限の力でクラブを持ちます。そうしたら、スイングの始動を、フォロースルーの腰の高さ、もしくは肩の高さの位置から戻してくるような形で、スイングをしてみてください。これを連続して行うと、ほとんどの人がスムーズにそしてリズムよくスイングすることができるようになります。

　スイングのリズムの悪い人は、アドレスをすると体の様々な部分に力が入ってしまい、その結果スムーズな動きを妨げてしまいます。ですから、余計な力の入らない、フォロースルーの位置から戻してくるスイングで練習をすると、スイングのリズムは間違いなくよくなります。

　他には打席の後方から歩きながら打席に入り、そのままのテンポで球を打つという方法も有効です。小走りで打席に入る場合と、ゆっくり歩いて打席に入る場合では、スイングのテンポは全く異なってきます。このような練習方法もお勧めです。

提供：日本プロゴルフ協会
http://www.pga.or.jp/