第193回 ティーショットをOBなどでミスした場合

ティーショットをOBなどでミスした場合

　ティーショットでOBを打ってしまい、暫定球でまたもOBを打ってしまった、という経験をした人はいませんか。今回はティーショットをOBなどでミスをしてしまった場合について説明したいと思います。

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• 深呼吸をするなどして、悪いプレーのリズムを断ち切りましょう

　ティーグランドからのショットで、連続してミスをしてしまう場合のよくあるパターンが、最後の打順の時に続けてOBを打ってしまうというケースです。打順が最後の場合にOBを打つと、OBの悪いイメージを引きずったまま暫定球を打ってしまうため、連続してミスを犯してしまうのです。また、プレーの進行に気を使ったり、頭に血が上ったりして普段よりも早いリズムで打ってしまうこともミスの要因といえます。体の方も気が急くと、どうしても呼吸が浅くなりますから、ゆっくりと大きなスイングもできなくなってしまいます。このように、打順が続いてしまうとミスショットを連続してしまいやすくなります。

　このような状態にならないためには、自分の中である種のルールを決めておくことが大切です。例えば、OBを打ってしまったら必ず1番手下げるとか、深呼吸を3回行うなどです。こうした決め事を事前に作っておけば、連続したミスは極力防ぐことができるようになると思います。

　その他、ティーショットでミスしやすい条件としては、苦手なクラブを持ちコースが狭いと思った時です。こうした時も気持ちが引いていますから、自信も無く萎縮したスイングになってしまいます。これも先ほどと同様に、クラブを持ち替えたり、深呼吸をするなどして、悪いプレーのリズムを断ち切るようにしましょう。一度失敗してしまったら、二度と同じミスはしないよう努力しましょう。

提供：日本プロゴルフ協会
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