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第98回 インパクトからフォローで肘が引けないようにする方法

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第98回 インパクトからフォローで肘が引けないようにする方法

肘が引けないようにする方法

 インパクトからフォローで左肘が上手くたたむことができず、引けてしまう人は多いのではないでしょうか? 今回はインパクトからフォローで肘が引けない方法について説明したいと思います。

 左肘が引けて悩んでいても結果が良ければ、それはその人にあったスイングと言えますが、肘が引けることでカット打ちになったり、飛距離が著しく出ない場合などは、やはり矯正する必要があります。ではその方法について説明します。

  • アドレスの段階で左脇が空かないように構える

 インパクトからフォローで一生懸命矯正しようとしても、それは一瞬のことなので難しいです。そこで、インパクトからフォローに行く前、つまりアドレスの段階で左肘が引けないようにするのです。そのためには、まず初めにアドレスをした時、肩のラインが目標に対して平行になっているかを確認します。次に、左手のグリップが左目の真下にセットされているかを確認します。そしてその左手をクラブから離し、だらりと下げてみてください。この時点で左脇は締まっているはずです。このように、アドレスの段階で左脇が空かないように、つまりは左肘が引けないような構えを作り上げてください。

 その他に注意することとしては、アドレス時の左肘の向きです。肘を左、つまり目標方向に向けるのではなく、内側に向けるようにすることが大切です。球を打って矯正するのではなく基本に戻って、アドレスから見直すようにしましょう。

 今週はこの事に気をつけてみましょう。

提供:日本プロゴルフ協会
http://www.pga.or.jp/

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