第100回 自分に合ったシャフトの硬さを見つける方法

自分に合ったシャフトの硬さを見つける方法

　自分に合ったシャフト、クラブを見つけるのは難しいことです。今回は、クラブ選び、中でもシャフトについて説明したいと思います。

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• ヘッドスピードを目安にシャフトの硬さを選びましょう

　シャフトを判断するうえで、重要になってくるのが硬さです。硬さの目安としては、ヘッドスピード30m/s台の人はRシャフト以下、40～47m/sの人はSシャフト、48m/s以上の人はXシャフト以上というのが一般的です。ここに出てきたヘッドスピードですが、市販の測定器で計測したり、ゴルフショップなどで計測してもらうといいと思います。一度計測して、ご自身のヘッドスピードを認識しておくことをお勧めします。

　ヘッドスピードでシャフトの選択ができるようになったら、他の要素も頭に入れておかなければなりません。それはキックポイントでありトルク、そしてシャフト自体の重量です。キックポイント、いわゆるシャフトの調子ですが、手元調子、中調子、先調子と分かれています。手元調子はシャフトが柔らかく、先調子はシャフトが硬く感じます。またトルクですか、これはシャフトのねじれのことを言います。トルク（ねじれ）が大きいとシャフトは柔らかく感じ、少なければ硬く感じます。

　これらの知識も頭に入れ、実際に球を打ってみてください。その球筋を見て、スライスして球が十分に上がらないようでしたら、シャフトが硬いか、トルクが小さいか、クラブが重いかです。また、球が吹き上がりフックするようでしたら、先ほどとは全く逆ということです。いずれにしても様々なシャフトの入っているクラブを試打することが、合うクラブ、合うシャフトを見つける近道と言えるでしょう。

　今週はこの事に気をつけてみましょう。

提供：日本プロゴルフ協会
http://www.pga.or.jp/