第142回 時々出てしまうシャンクの理由

時々出てしまうシャンクの理由

　良いペースでプレーをしていたら、突然シャンクが出てしまったという経験はありませんか。今回はこの時々出てきてしまうシャンクについて説明したいと思います。

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• 各ポジションを確認し、欲張らず平常心でプレーしましょう

　シャンクの出る原因は、スイング中の様々な動作によって引き起こされます。これは、ビギナーでもトップアマでも一緒です。しかし、数あるシャンクの原因の中でもあえて一つに絞るのであれば、それはプレーヤーの「過ぎる」という状況や意識に尽きます。

　例えば、アドレスした時に球から遠すぎる、近すぎる、スイングがフラット過ぎる、アップライト過ぎる。体重配分が左過ぎる、右過ぎる、などのように過度に対応をしてしまうとシャンクは出てしまいます。またこれは意識の問題も一緒です。飛ばす意識が強すぎる、ピンに寄せる意識が強すぎるなど、意識が先走ってしまう場合も同じです。

　ですから、もしプレー中にシャンクが出てしまったならば再度グリップ、アドレス、バックスイング、トップ、ダウンスイングといった各ポジションの確認をしてみるといいでしょう。そして、即席で矯正する手段としてはクラブをセットアップした時にフェースのトゥ寄り、つまり先端部分にセットしてみるといいでしょう。
　一時的ですがシャンクは回避できるはずです。あとは欲張らず平常心でプレーすることを心がければシャンクが出ることはなくなってくるはずです。

　今週はこの事に気をつけてみましょう。

提供：日本プロゴルフ協会
http://www.pga.or.jp/