第204回 アイアンのダフりが止まらない場合には
第204回 アイアンのダフりが止まらない場合には
アイアンのダフりが止まらない場合には
アイアンで球を打つと、どうしてもダフってしまいナイスショットがでない、ということがあるかと思います。今回はアイアンのダフりが止まらない場合について説明したいと思います。
ダフりが出てしまう場合、その人の技量の程度にもよりますが、主な原因としてはスイング軸の前後へのブレと右肩が下がる場合、そして回転運動が不足する場合が考えられます。具体的に説明しますと、まず初めに、スイング軸のブレですが、アドレスした際の前傾角度がインパクト時に変わってしまうということです。伸び上がったり、沈み込んだりするような癖があると、目と球の距離感が変ってきますからどうしてもダフりやすくなります。
次に右肩が下がる場合ですが、地面にある球を打つ場合、右肩が下がると当然ダフる確立が高くなってきます。特に左足下がりの場面では顕著になってしまいます。そして最後に回転運動が不足する場合ですが、体の回転運動がなくなってくると、腕の上下動が主な動きとなるため、クラブのリーディングエッジを球と地面のわずかな隙間に入れようという意識が強くなり、その結果ダフりが多くなってしまうのです。
また、アマチュアが犯すダフりの症状としては、短いクラフでは体の回転運動が少なくなることから、スイングの最低点に到達する前にダフるケースと、長いクラブになると、球をすくう動きが入ることからスイングの最低点が球の手前になっていて、その結果ダフってしまう場合とに分けられると思います。
いずれの場合も前述した要素が複数絡み合っているケースが多分にあります。共通するのは体の回転運動の不足といえます。まずは回転を意識して取り組んでみることをお勧めします。
提供:日本プロゴルフ協会
http://www.pga.or.jp/
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