第210回 アイアンの飛距離を伸ばす方法

アイアンの飛距離を伸ばす方法

　道具の進化で、昨今ますます飛距離が伸びていますが、今回はアイアンの飛距離を伸ばす方法について説明したいと思います。

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• 回転運動と腕の振りを速くする練習をしましょう

　今では150ヤードを9番アイアンやピッチングウェッジで打つ選手もいるほど、道具の進化は著しいです。このようにアイアンの飛距離が昔と比べて伸びてきているのは、道具の進化と共に選手が適正なスイングをしていることも挙げられます。飛距離を伸ばす方法としてまず確実にできることは、体の軸を中心にした回転運動を早くすること、更にそれに合わせて腕の振りも速くするということです。この回転運動と腕の振りを速くすることはスイング的に特に大きな変化はありませんから、普段の練習でできることです。

　さらにヘッドスピードを上げる方法としては、手首を適切に使ってクラブのヘッドスピードを上げるという方法もあります。しかし、この手首を使う方法は飛距離を得る代わりに安定したショット、精度の高いショットは望めなくなります。いずれの場合も十分な練習が必要となってくることは間違いありません。

　普段の練習からこうしたことを心がけることで、徐々に飛距離は上がっていきます。また当然のことながら、基本スイングを身につけて、球の芯とクラブヘッドの芯を正確にヒットすることも、安定したショットが生まれると共に飛距離アップの近道であるということも付け加えておきます。

　他に飛距離アップをさせる要素としては、自分が振りやすく打ちやすいクラブを選択するということも大きな要素といえます。

提供：日本プロゴルフ協会
http://www.pga.or.jp/