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軽めのお夜食に。納豆「だけ」食べる時の美味しいアレンジレシピ

「今夜はもう遅いから軽く済ませよう」と思い冷蔵庫を開けてみると、納豆が。納豆にはカルシウムやビタミンなど身体に必要な栄養素がバランス良く含まれているので、軽く食べるならぴったりですよね。そんな納豆の簡単アレンジレシピをご紹介します。

まずは納豆を混ぜる! 北大路魯山人提案の食べ方

納豆「だけ」食べる時の美味しいアレンジレシピ

画像提供:imagenavi(イメージナビ)

納豆と聞いて思い出すのは「北大路魯山人」という方もおられるのではないでしょうか? 日本の芸術家として名を馳せ、美食家としても有名ですよね。
そんな北大路魯山人の納豆の食べ方は納豆を「400回」かき混ぜてから食べるというもの。しかし、本人は400回とは言っていないんだとか。

北大路魯山人は

「納豆のねり方(混ぜ方)が悪いと納豆の味が出ない。納豆を器に出して、何も加えず二本の箸でよく練り混ぜる。すると納豆の糸が多くなる。蓮から出る糸のようなものが増えてきて、硬くてねりにくくなってくる。この糸を出せば出すほど納豆は美味しくなるのだから、無精はせず、手間は惜しまず、極力ねり返すべきである。
かたく練り上げたら醤油を数滴落としてまた練る。また醤油を数滴落として練る。

要するにほんのすこしずつ醤油をかけては練ることを繰り返し、糸の姿がなくなってドロドロになった納豆に辛子を入れてよく撹拌する。この時好みによって薬味を少量混和すると、一段と味が強くなって美味い。茶漬けであってもなくても、納豆はこうして食べるべき。最初から醤油を入れて練るようなやり方は下手なやり方である。

納豆食いで通がる人は、醤油の代わりに生塩を用いる。納豆に塩を用いるのはさっぱりして確かに好ましい。しかし、一般的には醤油を入れるのが無難」

と話しています。納豆を食べる際にはこのような食べ方に挑戦してみてはいかがでしょうか? 試してみたところ、今まで食べていた納豆よりも風味がぐっと引き立ちました。

納豆茶漬けという食べ方 さっぱりとしつつも味わい深い

そんな北大路魯山人は、納豆の食べ方として「納豆茶漬け」を提案しています。
上記のやり方でできあがった納豆を、通常のお茶漬けと同様に茶碗に御飯を少量盛り、その上に乗せる。納豆の場合は、アツアツの御飯が美味しいそう。煎茶をかけ、納豆に混和した醤油で塩加減が足りなければ、醤油を数滴垂らすのもいい。最初から納豆の茶漬けのために練る時は、はじめから醤油を増量するのがポイント。
また、納豆の量としては御飯の四分の一ほどが適量だと北大路魯山人は話します。納豆が少なすぎると味が悪く、多すぎると口のなかでうるさいんだとか。

調理の手間もそれほどかからず食べられる納豆茶漬け。試してみてはいかがでしょうか?

納豆と卵、ニラを混ぜて簡単「納豆チヂミ」

毎週日曜18時から放送れている「相葉マナブ」で紹介されたのは、卵・納豆・ニラだけで簡単にチヂミが作れるレシピ。
レシピは簡単。ボウルに卵を割り入れ、少し泡立てるように混ぜる。ここで泡立てることでふわっとした食感になるんだとか。
5センチ位に切ったニラ、納豆、納豆のタレを卵に入れ、混ぜる。混ざったところでフライパンに油を引き、流し入れ両面を焼くだけで完成。納豆のタレはゴケ付きやすいので、必ず弱火でじっくりがポイント。

ニラがない場合ネギで代用してもおいしく出来上がります。味付けが納豆のタレだけで物足りない人はラー油を足したり、めんつゆを足したりすると良いでしょう。
全部で10分もかからずに作ることができたので、お手軽ですね。

お酒のつまみとしてもぴったり! パリパリ納豆チーズ

こちらも簡単レシピで5分ほどで作ることができます。材料はとけるチーズと納豆だけ! この時使うチーズははじめから細かく切れているピザ用チーズが最適です。とろけるチーズのように板状のチーズでは厚さがあるため、上手く溶けませんでした。
厚く熱したフライパンにチーズを広げパリパリに焼きます。チーズが溶けてフライパン全体に広がってきたら納豆を投入! そこから2分ほど焼くと底がパリパリになってまるでピザのよう! チーズの油でフライパンからキレイに剥がれるので、フライパンに焦げ付いたりといったこともありません。

5分ほどでつまみが作れるなら、お酒を飲む前に、飲みながらちゃちゃっと作ってしまうのも良いかもしれません。

栄養抜群な納豆。このほかにもアレンジレシピはたくさん!
今回はなるべく手間をかけないレシピをご紹介しました。

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