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【すごい痛い】男性は要注意!痔瘻(じろう)になった話【手術編】

編集部スタッフが患った痔瘻(じろう)。シリーズとして全5回にわたり、痔瘻の闘病についてご紹介させていただきます。

「突然手術をすることになってしまった……」

生まれてこの方まともに手術を受けた経験がなかった筆者はドキドキの時間を過ごすこととなりました。
午後から手術のため、とりあえず昼食をとり、病院のベッドの上で手術を待つこととなります。

さて今回は、痔瘻の日帰り手術についてご紹介させていただきます。

【導入編】【診察編】につづき、今回は第3回目【手術編】です。

■そもそも痔瘻って?
痔瘻は肛門のそばに穴が空き、膿が出る病気です。

具体的には歯状線のくぼみ(肛門陰窩(こうもんいんか))から細菌が入り込み、肛門腺が化膿し、その炎症が肛門周囲に広がって膿がたまります
これが自然に破れるか、切開することで膿を排出しなければなりません。

【すごい痛い】男性は要注意!痔瘻(じろう)になった話【導入編】

画像提供:imagenavi(イメージナビ)

痔瘻手術の流れ

基本的に日帰りでできる手術は痔瘻の根治術ではなく、あくまで溜まった膿を出すために切開する「切開術」となります。

使用する麻酔は仙骨硬膜外麻酔
背中から神経に向けて打つ麻酔です。

施術の名前は「肛門周囲膿瘍切開術」となり、生命保険や医療保険の適用外のことが多い施術になります。
このあたりは事前に確認しておいたほうが、後々スムーズに保険金の請求などがスムーズにできるでしょう。
それにしても診断書って高いですよね…。

ここからは実際の手術の流れをご紹介します。

  1. 手術着に着替え、手術前30分ほどは安静に過ごす
  2. 手術室に入り、うつ伏せで待機する
  3. 患部と麻酔を打つ部分(背骨あたり)を消毒
  4. 心拍数・血圧を測定し、問題なければ麻酔
  5. 背骨の間に太い針で麻酔(3本くらい)
  6. 麻酔が効くまでうつ伏せのまま待機(10分~30分)
  7. 麻酔が効いたことを確認したら手術開始
  8. 患部を切開し完了
  9. 超音波スコープで瘻管を測定
  10. 消毒して完了

手術自体は1時間もかからず、とても短時間で終了しました。

術後は車椅子で病室まで運ばれ、ベッドで患部を圧迫するように安静にしています。

麻酔が抜ける2時間ほどは、仰向けのままベッドに寝続けなければなりません。
麻酔が抜けたことを確認したら、すぐに退院可能です。

手術の感想

【すごい痛い】男性は要注意!痔瘻(じろう)になった話【手術編】

画像提供:imagenavi(イメージナビ)

続いて手術を受けてどうだったのか? ということについて書きたいと思います。

術式や術中、術後のケアについては事前に説明を受けていました。
そのため、いずれも不安は特にありませんでした

手術に関して痛かったのは1本目の麻酔を打つ時
背中という見えない部分に針を刺すため心の準備もしっかりとできておらず、ぶすっと刺されると激痛が走り、思わずうめいてしまいました。
しかし、針が刺さっているので体を動かすのは禁物。
歯を食いしばりながら耐える結果に。

1本目の麻酔がじんわり効き始めてから2本目・3本目を打っていきます。
そのため、2本目以降は徐々に痛みもなくなり、3本目に至ってはいつ刺さったのかわからないほど。
いずれにしても、痔瘻手術の際の仙骨硬膜外麻酔は結構痛いものです。

術後は車椅子で病室へ。
麻酔が効いているためきちんと歩けないためです。
ベッドに横になると看護師さんから「お尻を圧迫するように仰向けで寝ていてください」と言われます。

点滴が終わり、麻酔が抜ける2時間、患部を圧迫するためずっと仰向けで寝続けることになります。
連日の激痛でまともに寝られなかったため、久しぶりに痛みなく、ゆっくりと病院で休むことができました。

2時間が経過し、麻酔が抜けるといよいよ退院。
窓口で医療費を支払い、退院となります。



退院後は自分の足で歩いて帰宅することになります。
今まで麻酔が効いていたのでわかりませんでしたが、切開し、傷口は開いたままなので、恐ろしく痛かったことを記憶しています。
麻酔が効いていて痛みがなかったので、油断して座ったところ思わぬ激痛で脂汗を流すこととなってしまいました。

傷口が開いたままなのは、膿を出しきらなければならないため。
この傷口は1ヶ月ほどは開いたままだそうです。
傷口から膿が漏れ出るため、膿が止まるまではガーゼまたは女性用のナプキンを当てることとなります。
筆者の場合、病院でガーゼなど手当に必要なものを処方してもらったので、膿が出なくなるまでそれを使用することとなりました。

これが日帰り手術の流れとなります。
差異はあるかと思いますが、基本的に痔瘻の初期手術である膿瘍切開は日帰り手術で行うことがほとんどです。
もし手術になった際は可能ならタクシーや家族の車などで帰ったほうが良いでしょう。
筆者は公共交通機関で帰ったのですが、肛門に力を入れると結構痛みました。

手術にかかった費用

【すごい痛い】男性は要注意!痔瘻(じろう)になった話【手術編】

画像提供:imagenavi(イメージナビ)

最後にこの手術にかかった費用についてです。
日帰り手術とはいえ、手術をすると費用が気になりますよね。

筆者の場合は1万5000円ほどでした。
もちろん手術方法や治療方法によって異なるとは思いますが、薬なども込みでこの金額でした。

このほか、医療保険の還付を請求するために診断書を書いてもらったのですが、診断書の金額が8000円とちょっとお高めの病院。

総額では2万3000円ほどで済みました。
還付金で賄うことができたのは良かったと思います。

この手術は還付されないケースも多いので、今加入している医療保険が還付の対象になるかどうかは事前の確認が必要です。

今回は日帰り手術の流れや感想について書きました。
次回、第4回目の記事では退院後の通院から再手術について書きます。

<関連記事のご紹介>

【導入編】
経験したことのない激痛に襲われ悶絶!

【診察編】
限界まで我慢した挙句・・ついに診察をしに肛門科を訪ねます。
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【手術編】
生まれてこの方まともに手術を受けた経験がなかった筆者は、ドキドキの時間を過ごすこととなりました。

【通院編】
退院して終わりだと思っていたところ、日帰り手術の場合、翌日にはすぐに通院が必要でした。
まだ痛みの残るお尻を大切に扱いながら、手術翌日も病院に行くことに。

【根治編】
痔瘻の根治手術とは、痔瘻の原因である膿が溜まる穴(空間)を根こそぎ取ってしまう手術のこと。
連載の最後に、痔瘻の根治手術についてご紹介させていただきます。

【記事関連商品のご紹介】






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