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まわりの人も幸せにするシニアの「夢活」

「若い頃は夢があったけれど、最近は何もかもおっくうだなぁ」と感じることはございますか? 希望や目標を追っていた若い頃と違って、 残りの人生設計や、何をしなければならないのかが見えてくる大人。 特に豊富な人生経験をお持ちのシニア世代の皆様なら、知識と経験がある分若い頃のように大きな夢を持つというのは難しい人もいるのではないでしょうか? しかし、人間は夢があるからこそ頑張れるというもの。そこで今回はシニア世代の皆様に是非試して頂きたい夢活についてご紹介いたします。

まわりの人も幸せにするシニアの「夢活」

画像提供:imagenavi(イメージナビ)

若者とは違う シニア世代の夢とは?

「夢活」という言葉を聞いたことがあるでしょうか?
「夢活」 の意味は夢を叶えるための活動のこと。24時間テレビなどで「●●くんの夢を叶える企画」という放送はよくありますよね。また難病の子供の夢を叶えるお手伝いをする、というボランティア活動をしている Make a wish という NPO 法人もあります。

インターネット上見渡してみると、このスローネットにも夢や目標を実現しようというコミュニティがいくつもあります。
しかしこの夢。
若者が見ている夢と、シニア世代が思い描く夢とはギャップがあるということはご存知でしたでしょうか。若者は自分が何かを得ることを「夢」とすることが多いです。主に物質的な物や、良い体験、社会的な地位や他者からの賞賛を欲する、というのが若者の夢の傾向です。
この若者の「夢」が世間一般では、この夢を叶えることが「夢をかなえる」 ということだと認識されていることでしょう。

一方でシニア世代は「他者や社会に何かを与える」 または「貢献する」もしくは、「良い影響を残す」ことを欲しているのではないでしょうか。
若者の夢と異なりシニア世代の夢は自分の内面に意識が向いていることが多いんです。自分の人生の意味や心の充足を欲する傾向があるのだと言えます。

仮に物質的なものを欲しても、それは個人の思い出に関連したもの、ではないでしょうか?
このような調査が実際に行われたわけではありませんが、言われてみると「確かに」と思えることではないでしょうか?
若者の夢が良い、シニア世代の夢が良い、というのではなく年齢によって見る夢は違うのだ、ということです。
分かりやすくシニア世代、若者、と言い方をしていますが、本質的にはその人の人生の円熟度に影響されるといえます。

周りの人も幸せにする「残す」夢

シニアの「夢活」をお手伝いする事業を進める藤生崇則さんという方がいらっしゃいます。あらゆる人の夢を応援しており、夢を叶えた実例を豊富に持っています。そんな藤生さんが夢サポートをした人の中に、ある60代の男性がいます。

この男性は50代の弟さんをガンで亡くしました。弟さんは長い闘病の末手術をしたのですが、 その後急逝。元々は県立高校の教諭だったという弟さん。 手術前にブログをかきあげ、ネット上にアップしていました。このブログは赴任していた高校の素晴らしさや生徒との思い出などが詰まった、生きた証。この60代の男性はなんとか弟さんが書き残したブログを本にしたいと思いましたが、どのような手続きを取っていいのかが分からず、右往左往していたそうです。

そんな時この男性は藤生さんに出会います。ブログの読者だったという藤生さんは、この男性の話を聞き、「自分が何かを得たい」のではなく、「弟のために」「弟の生きた証を形にして残したい」というシニア世代らしい夢だったと話します。

この夢を実現したいと思った藤生さん。 実際に本を作り始め、本人の遺稿だけではなく、追悼文も載せようということになり、教え子や関係者に追悼文を募集しました。追悼文は当初の予定よりも大幅に多く、20件以上も集まったそうです。
こうして「あなたは、あなたらしく」と名付けられた遺稿・追悼文集ができたのです。
作ったことで周りの人たちの中で弟さんが生き続けるということになり、この60代の男性は大満足だったようです。

このように自分自身に夢がなくとも、誰かの夢を叶えてあげること。もしかするとこのことこそが夢の本質なのかもしれません。

諦め上手ではなく「叶える気持ち」が大事

長い人生思い描いた夢の全てを叶えてきたという人は非常に少ないでしょう。
どこかで諦めなければいけなかった夢、挫折してしまった夢。そんな経験をお持ちの方が多いのではないでしょうか。
何度も諦めたことや、 挫折をしたことがあるという人は「夢をあきらめがち」に なってしまいます。

夢は諦めるのではなく、「必ず叶える!」という強い気持ちが重要です。
諦めることがうまくなるのではなく、 夢をかなえることを上手になってみませんか?

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