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最近ネットで目にする「老害」って何?当てはまるシニアもいるかもしれない行動とは?

2019年4月、名古屋の地下鉄、東山線の駅のホームで締まりかけたドアに何度も手をはさみ、電車の発車を遅らせた老人がtwitterに投稿されたことで話題となり、テレビなどでも度々報道されましたよね。

この動画の老人を見たインターネットユーザーから「老害」だ、というコメントがたくさんつきました。

「老害」とはどういった意味なのでしょうか?

老害とは一体何?なぜ老害と呼ばれるの?事故を起こしたときの対応とは?「老害」まとめ

老害とは一体何?なぜ老害と呼ばれるの?事故を起こしたときの対応とは?「老害」まとめ

画像提供:imagenavi(イメージナビ)

言葉からわかる通り、「老害」は決していい意味で使われている言葉ではありません。
広辞苑<第六版>にも掲載されており、「老人による害」の意。
硬直した考え方の高齢者が指導的立場を締め、組織の活力が失われる、と広辞苑には書かれています。

広い意味で「困った老人」を指す言葉としてインターネット上では使われています。
例えばコンビニで偉そうな態度を取ってみたり、近年の変化についていけず多くの人に多大な迷惑をかける人のこと。

インターネット上で頻繁に「老害」という言葉が出るタイミングは高齢者による自動車事故が挙げられます。
最近は特に高齢運転者による自動車事故がクローズアップされがちですよね。
高齢ドライバーが運転を誤り、病院、スーパー、人の列などに突っ込む事故の報道が連日行われています。
高齢運転者の事故の原因の一端は「老いによって危機回避能力が低下していること」にあります。

例えば、危ないと思ってもブレーキを踏めなかったり。
また、自分がアクセルとブレーキを勘違いして強く踏み込んだ結果、車が急加速。
結果として人やモノ、車に突っ込み事故を起こした際のコメントが「車が急加速した。ブレーキが効かなかった」。

こういったコメントなどが報道されることで、高齢運転者の運転能力に懐疑的な声が上がり始めています。
なかには「70歳になったら強制的に免許を取り上げたほうがいい」という声も。

MS&AD基礎研究所が全国のドライバー1,000人を対象に調査をおいこなったところ、80歳以上のドライバーは「運転に自信がある」と72%もの人が回答。
また、「自信がない」と回答した人はわずか5%という結果も、ほかの年代と比べると極端に低い結果です。
この割合は、ほかの年代と比較し、群を抜いて高いものとなっており、運動能力や判断能力が下がってきているのに自信があるのはおかしい、という声が挙がりました。



このように自らのことを顧みることなく、これまで通り振る舞えないのに振る舞っている人のことを指し、「老害」と呼んでいるケースが散見されます。

運転だけではありません。

会社のなかでも「老害」問題が顕在化してきています。
中小企業では引退せずにいつまでも会社に居座り続ける高齢の役員がいたり、後継者がいないことを理由にいつまでも引退しない人、いますよね。
上が詰まっているためポストが空かず、いつまでたっても出世・昇進のチャンスがない、というケースは多いようです。

また、最近は労働環境の見直しが急ピッチで進められています。
2019年4月からは有給休暇取得が義務化されるなど、労働環境が改善されてきているのです。
ところが「老害」経営者たちは、「昔は●●だった」「自分はこんな苦労した」と法律を無視。
結果的に過労死や自殺といった結果を招くことにもつながるのです。

現代の労働は昔よりも労働密度が濃くなり、人不足といえど、生活できる企業に就職するのは大変。
たとえば地方には大卒でも月給14万円、昇給なしなんて仕事がざらにあるのです。
また、年収は同じでも、所得税率などの変化によって昔より可処分所得が減っていることから、単純に給与面だけでも比較できないのが現状。

経済成長している時期は働けば働くほど、将来的な給料が増えることも考えられるでしょう。
しかし、働いても働いても給料が増えない、となれば労働環境を改善しなければなりませんよね。

と、このように時代は刻々と移り変わっており、価値観も変わっていっています。

「老害」の多くはこうした時代の変化についていけず、自分のことしか考えていない自己中心的な高齢者が多いのも事実。
しかし、年齢は関係なく「若年性老害」と呼ばれる人も増えてきています。
職場や近所などでなんとなく「避けられているような気がする」と感じる方は老害化している可能性があります。

老害はどんな特徴があるの?名古屋の電車(地下鉄)の運転遅れを招いた老人は老害?

老害はどんな特徴があるの?名古屋の電車(地下鉄)の運転遅れを招いた老人は老害?

画像提供:imagenavi(イメージナビ)

ではここからは老害の特徴を詳しく見ていきましょう。

老害の特徴1:意見は曲げない

老害は自分の意見を曲げることはありません。
自分の意見こそが完璧で、スキがないと確信しているためです。

他人がどんなに良い意見を出したとしても、自分の意見こそが正解なので、他人の意見を聞くことはないのです。

老害の特徴2:プライドが高い

昔の自分の良い部分だけを覚えているため、プライドが高い人が多いのも特徴のひとつ。

若い人や他人の意見を否定する勢いで、自分の自慢話をすることが多いのです。

昔は現在よりも生活がしにくかったことでしょう。
生活に苦労した経験が自分は偉いと勘違いさせるのだと考えられます。

老害の特徴3:同じ話を繰り返す

高齢者と関わっていると、何度も同じ話聞いた経験はありませんか?

これも場合によっては「老害」の特徴のひとつになりえます。

感情や情景などが詳細で感情移入していることが多く、話を終わらせることができなくなっている可能性があります。



以前は「キレる若者」という言葉も現れ、若者こそが感情の赴くままに行動していると言われていました。
しかし、今では「キレる中高年」という現状です。
駅構内や電車内で発生した暴力行為の60%が40代~60代というdataもあり、中高年は「キレやすくなっている」といえるでしょう。

年齢を重ねるとキレやすくなるのは脳科学的には自然なこと。
「怒り」の感情は脳の「大脳辺縁系」で作られています。
大脳辺縁系で生み出された怒りを抑制するのが「前頭葉」です。

ところが、前頭葉は年齢とともに機能が低下することがあります。
前頭葉の機能が低下すると怒りをコントロールできなくなり、感情を制御できなくなるのです。

また、年齢を重ねると聴力、記憶力が低下します。
これらが低下すると他人の話をうまく理解することができなくなり、そのイライラから感情が爆発するケースも多いそう。

脳の機能低下はすべての高齢者が起きるわけではありません。
高齢者がキレるのは別な理由もあるといいます。

それが生活環境の変化。

長年勤めた会社を定年退職すると高齢者は「ただの人」になります。
それまで積み重ねてきた役職や実績など、すべてなくなるのです。
今まで過ごしてきた社会から別の社会に出ることで、別の社会では「ただの老人」になってしまいます。
このとき「バカにされた」と感じる場面が増えて、「キレてしまう」のです。

実際に経験はありますか?
もしかすると老害だと思われているかも知れません。

老害と呼ばれないためには?「基本的なマナー」を守ることが大切。老害の扱い方

老害と呼ばれないためには?「基本的なマナー」を守ることが大切。老害の扱い方

画像提供:imagenavi(イメージナビ)

「老害」の特徴をまとめると「基本的な社会マナー」に反する人だということがわかります。

高齢者だけでなく、年齢関係なく、マナーを守らず、他人に害のある行動をしていると、社会のトラブルメーカーですよね。

穏やかで寛容なココロを持ち、マナーを守ることで「老害」とは言われないでしょう。
ひとりひとりが自覚をもった行動をすることが「老害」という嫌な言葉をなくすポイントだといえるでしょう。

自分自身、怒りがコントロールできないかもしれない。
もしかすると老害だと思われているかも知れない。
という方は感情をコントロールする術を改めて学んでみるとよいでしょう。
「アンガーマネジメント」という考え方は、とても大切です。
改めてアンガーマネジメントを学んでみてはいかがでしょうか?

参考過去記事
イライラを抑える秘訣「アンガーマネジメント」で自分の怒りパターンを知ろう

コメント
  1. だから、どうした???

  2. ははは・・・

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