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第33回 ショートアイアンの打ち方

ゴルフ講座

第33回 ショートアイアンの打ち方

 ◎ ショートアイアンではターフを取る打ち方とそうでない打ち方どちらがいいか

 アイアンでターフを取る打ち方と取らない打ち方、またショートアイアンやウェッジでのショットの際、ターフが取れる場合とそうでない場合といったように、アイアンショットの場合どの打ち方が正しいのかと考えたことはありますか? 今回はその中でもショートアイアンについて説明します。

 ショートアイアンやウェッジでのショットの場合、そのクラブの長さからしてもスイングプレーンはアップライトになります。さらに球への入射角は大きくなる訳ですから、その状況で球を捕らえると、必然的にターフは取れるはずです。これがショートアイアンやウェッジでのショットの場合ではごく自然なのです。しかしクラブの番手が上がっていくにしたがい、スイングプレーンはフラットになり、球への入射角も小さくなるので、そうなれば自然とターフも薄く取れるか、もしくはロングアイアンになればほとんど取れなくなっていきます。この自然に逆らいショートアイアンやウェッジでターフを取らない打ち方をするということは、それだけで普段のスイングを変えていることになるのです。

 ショートアイアンやウェッジでターフを取らないということは、球への入射角が小さくなることから、クラブのロフト通りの飛距離が得られなくなると共に、球のスピン量にもばらつきが出るので、安定したショットは望めなくなるはずです。仮に日本のゴルフ場に多い高麗芝、野芝からはターフを取らずに打てたとしても、ティフトン係の洋芝では球は常に沈んでおりターフを取らずに打つということは困難になります。ショートアイアンやウェッジというクラブはその機能上ターフは自然と取れるということを理解してください。

 今週はこの事に気をつけてみましょう。

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▲ 芝を見極めることが肝心です

提供:日本プロゴルフ協会
http://www.pga.or.jp/

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