第101回 ドライバーのティーアップの高さについて

ドライバーのティーアップの高さについて

　最近のドライバーは大型化によってフェースもディープフェースとなっています。そうなれば当然ティーアップの高さも変わってきます。今回はドライバーのティーアップの高さについて説明したいと思います。

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• トップエッジから球が半分出る高さが妥当

　ドライバーの中でもフェースの厚いディープフェースのクラブから、若干フェースの薄いシャローフェースのものまで多岐にわたります。しかし、いずれのクラブでもティーアップの高さの基準は、トップエッジから球が半分出るくらいが目安といえます。ドライバーの球へのヒットポイントは、スイングの最下点からやや上昇したところです。ですから、どのような種類のドライバーを使用してもティーアップの高さの目安は、トップエッジから球が半分出る高さが妥当といえます。

　この球半分というのを基準とした場合、スライス係で攻略したい時は基準から更に低くし、逆にフック係で攻略したい時は基準よりも少し高くすれば効果があります。ティーが低ければ若干アップライトスイングとなりスライス系の球が出やすくなりますし、ティーを高くすれば若干フラットのスイングとなりフック系の球が出やすくなるのです。このように、ティーアップの高さが異なるだけでも球筋に影響してきますので、是非一度ご自分のティーの高さを再確認してみてください。

　今週はこの事に気をつけてみましょう。

提供：日本プロゴルフ協会
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