08.歌仙「山寺の巻」
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トピック作成者:昇峰 さん2015.12.1
【山寺の巻】 (起首271201)
表(オモテ)
発句 山寺の一夜の宿の置炬燵 外園タミ女
脇句(冬) 障子に映る子だぬきの影 secchan
第三(無季) 先達の手甲脚絆真白にて しょうく
四(無季) ラッシュアワーで混みあうホーム 昇 峰
五(秋の月) 遣唐使ふるさと思ふ今日の月 麦 秋
六(折端・秋) 濃霧に沈む比叡の堂宇 secchan
裏(ウラ)
一(折立・秋) 四万十川の川面荒立つ下り鮎 昇 峰
二(無季) 竜馬の望む遠くアメリカ 麦 秋
三(無季・恋) 裏木戸にそっと手招き手燭消し しょうく
四(無季・恋) 一オクターブ上げて「おはよう」 花 蓮
五(無季) 知らぬ唄ばかり紅白歌合戦 昇 峰
六(無季) 孫に教える伝統行事 secchan
七(夏の月) 肌脱ぎで月に一献差し上げる 麦 秋
八(夏) 光微かに蛍火ゆれて しょうく
九(無季) 水爆を選ぶ孤立の恐ろしさ 昇 峰
十(無季) SFならぬ猿の惑星 secchan
十一(春の花) 酒蔵を出て向かう先花の山 昇 峰
十二(折端・春) 買物忘れつくしんぼ摘む 花 蓮
名残の表(ナオ)
一(折立・春) 春寒し何をするにもマイナンバー 昇 峰
二(無季) 巧みに聞くは生年月日 麦 秋
三(無季) コロンボも杉下右京も名刑事 secchan
四(無季) サスペンス見て夜を眠れず 昇 峰
五(冬) 子の刻の煮込みうどんに力餅 花 蓮
六(冬) 寒稽古終え握手しつかり 麦 秋
七(無季) 思い出はフォークダンスの青春歌 secchan
八(無季・恋) 紅さし指をじっとみつめて しょうく
九(無季・恋) 背を向けば愛しいおまえと声かかる 花 蓮
十(無季) 腹がふくれて出来ちゃった婚 昇 峰
十一(秋の月) 望の月海に浮かべる利尻富士 しょうく
十二(折端・秋) 原生林に啄木鳥の音 secchan
名残の裏(ナウ)
一(折立・秋) 編笠に隠す情念風の盆 しょうく
二(無季) 本当は怖いトランプ占い 昇 峰
三(無季) 五年経ち事故処理未だ目処立たず secchan
四(春) 雁風呂の小屋締め切ったまま しょうく
五(春の花) ランドセル花咲く下を通り抜け 花 蓮
六(挙句・春) 未来を約す卒園の門 麦 秋
(満尾280321)
表(オモテ)
発句 山寺の一夜の宿の置炬燵 外園タミ女
脇句(冬) 障子に映る子だぬきの影 secchan
第三(無季) 先達の手甲脚絆真白にて しょうく
四(無季) ラッシュアワーで混みあうホーム 昇 峰
五(秋の月) 遣唐使ふるさと思ふ今日の月 麦 秋
六(折端・秋) 濃霧に沈む比叡の堂宇 secchan
裏(ウラ)
一(折立・秋) 四万十川の川面荒立つ下り鮎 昇 峰
二(無季) 竜馬の望む遠くアメリカ 麦 秋
三(無季・恋) 裏木戸にそっと手招き手燭消し しょうく
四(無季・恋) 一オクターブ上げて「おはよう」 花 蓮
五(無季) 知らぬ唄ばかり紅白歌合戦 昇 峰
六(無季) 孫に教える伝統行事 secchan
七(夏の月) 肌脱ぎで月に一献差し上げる 麦 秋
八(夏) 光微かに蛍火ゆれて しょうく
九(無季) 水爆を選ぶ孤立の恐ろしさ 昇 峰
十(無季) SFならぬ猿の惑星 secchan
十一(春の花) 酒蔵を出て向かう先花の山 昇 峰
十二(折端・春) 買物忘れつくしんぼ摘む 花 蓮
名残の表(ナオ)
一(折立・春) 春寒し何をするにもマイナンバー 昇 峰
二(無季) 巧みに聞くは生年月日 麦 秋
三(無季) コロンボも杉下右京も名刑事 secchan
四(無季) サスペンス見て夜を眠れず 昇 峰
五(冬) 子の刻の煮込みうどんに力餅 花 蓮
六(冬) 寒稽古終え握手しつかり 麦 秋
七(無季) 思い出はフォークダンスの青春歌 secchan
八(無季・恋) 紅さし指をじっとみつめて しょうく
九(無季・恋) 背を向けば愛しいおまえと声かかる 花 蓮
十(無季) 腹がふくれて出来ちゃった婚 昇 峰
十一(秋の月) 望の月海に浮かべる利尻富士 しょうく
十二(折端・秋) 原生林に啄木鳥の音 secchan
名残の裏(ナウ)
一(折立・秋) 編笠に隠す情念風の盆 しょうく
二(無季) 本当は怖いトランプ占い 昇 峰
三(無季) 五年経ち事故処理未だ目処立たず secchan
四(春) 雁風呂の小屋締め切ったまま しょうく
五(春の花) ランドセル花咲く下を通り抜け 花 蓮
六(挙句・春) 未来を約す卒園の門 麦 秋
(満尾280321)
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さて、たくさんの付句ありがとうございます。
この恋はどう成就したか、なかで、あれこれ私の妄想をたくましくする句を選ばせていただきましょう。
後朝(きぬぎぬ)の姿を想像する
一オクターブ上げて「おはよう」 花 連
を選ばせていただきます。花 連さん、初めての捌きですがなにとぞよろしくお願いします。
この恋はどう成就したか、なかで、あれこれ私の妄想をたくましくする句を選ばせていただきましょう。
後朝(きぬぎぬ)の姿を想像する
一オクターブ上げて「おはよう」 花 連
を選ばせていただきます。花 連さん、初めての捌きですがなにとぞよろしくお願いします。
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麦秋さん
拙句お選びいただき驚きです。
さて、恋句の七七どんな結果になりますか、全体やや古い恋になりそうで、少し現代に戻りたいような気がしてます。
恋の七・七、お待ちしてます。
拙句お選びいただき驚きです。
さて、恋句の七七どんな結果になりますか、全体やや古い恋になりそうで、少し現代に戻りたいような気がしてます。
恋の七・七、お待ちしてます。
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麦秋です。年も押し迫りました。昇峰さん遅ればせですが、拙句選んで頂き心からお礼申し上げます。
しょうくさんの手燭に魅力があり驚きました。この句頂きかす。
裏木戸にそっと手招き手燭消し しょうく
しょうくさんの手燭に魅力があり驚きました。この句頂きかす。
裏木戸にそっと手招き手燭消し しょうく
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裏二を治定させていただきます。今回は付け具合が気になりました。即かず離れず、が付けの要諦ですが、「川」に「舟」「波」では付き過ぎになりそうです。「四万十」に「竜馬」も付き過ぎと言われそうですが、少し国内の停滞気味なので、展開を図る意味で、麦秋さんの「竜馬」句を頂こうと思います。
麦秋さん、次の恋句の捌き役をお願いします。
麦秋さん、次の恋句の捌き役をお願いします。
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secchanさん、ありがとうございます。四万十川は「しまんと」と読めば収まります。
裏二は無季です。三に恋句が来ますので、恋がしやすいような付け句をよろしくお願いします。
裏二は無季です。三に恋句が来ますので、恋がしやすいような付け句をよろしくお願いします。
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連衆のみなさまの句が出揃いました。ふつつかながら治定させていただきます。
いろいろ迷い鶺鴒の小道や持統天皇にも惹かれましたが四万十川の魅力が勝りました。字余りがほんの少し気になったのですが②の昇峰さんの句をいただきます。
一(折立・秋)
四万十川の川面荒立つ下り鮎 昇峰
昇峰さま二(無季)七七の捌きをよろしくお願いします。
いろいろ迷い鶺鴒の小道や持統天皇にも惹かれましたが四万十川の魅力が勝りました。字余りがほんの少し気になったのですが②の昇峰さんの句をいただきます。
一(折立・秋)
四万十川の川面荒立つ下り鮎 昇峰
昇峰さま二(無季)七七の捌きをよろしくお願いします。
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麦秋さま
思いがけず拙句をお選び頂きましてありがとうございます。
連衆のみなさま
早くも裏一(折立・秋)の付け句を頂いていますが、沢山の投句をお待ちしております。よろしくお願いします。
思いがけず拙句をお選び頂きましてありがとうございます。
連衆のみなさま
早くも裏一(折立・秋)の付け句を頂いていますが、沢山の投句をお待ちしております。よろしくお願いします。
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皆さま素晴らしい投稿感謝です。それぞれ良い句であります迷いましたが結局私の好みでsecchanさんの句を頂きます。
濃霧に沈む比叡の堂宇 secchan
濃霧に沈む比叡の堂宇 secchan
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六(折端・秋)案
濃霧に沈む比叡の堂宇(遣唐使→最澄→比叡の堂宇)secchan
初冠雪の富士仰ぎ見る(ふるさと→遠くで思う→仰ぎ見る)secchan
濃霧に沈む比叡の堂宇(遣唐使→最澄→比叡の堂宇)secchan
初冠雪の富士仰ぎ見る(ふるさと→遠くで思う→仰ぎ見る)secchan
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五の月の定座、案が出揃いました。秋の月としていますが、ふつうに月を詠えばすべて秋の月になりますので、特に「秋の」と言うほうが興趣が出る場合をのぞいては、ここでは省いていきたいところです。四のホームと付き過ぎかもしれませんが、「故郷思ふ」の中七がここでは故郷へ急ぐ家族のような気持ちがあふれていましたので、この句の「秋の」を「今日の」に一直して頂きたいと思います。
⑥ 遣唐使ふるさと思ふ今日の月 麦 秋
麦秋さん、次の捌き役をお願いします。
⑥ 遣唐使ふるさと思ふ今日の月 麦 秋
麦秋さん、次の捌き役をお願いします。
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しょうくさん、付句お選びいただきありがとうございます。表六句の五は、月の定座です。
五七五で、秋の月を詠んでください。ホームや列車から見た月、家路で見上げた月、さて
さて、みなさんからはどんな月が見えたのでしょうか。
五の捌き役を受けましたので、付句案をたくさんお寄せ下さい。
五七五で、秋の月を詠んでください。ホームや列車から見た月、家路で見上げた月、さて
さて、みなさんからはどんな月が見えたのでしょうか。
五の捌き役を受けましたので、付句案をたくさんお寄せ下さい。
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さて、連衆の皆さんの句がそろったようですね。
花蓮さんの句いただきたかったのですが、無季のつけ句なのですが、小雪・焚火と季語が重なってしまっていましたので、残念。
場を思い切って現代に戻してみたくなりました。そこで、ラッシュアワーの場へ動きます
② ラッシュアワーで混みあうホーム 昇 峰
で治定いたします。 昇峰さん次の捌きお願いします。
花蓮さんの句いただきたかったのですが、無季のつけ句なのですが、小雪・焚火と季語が重なってしまっていましたので、残念。
場を思い切って現代に戻してみたくなりました。そこで、ラッシュアワーの場へ動きます
② ラッシュアワーで混みあうホーム 昇 峰
で治定いたします。 昇峰さん次の捌きお願いします。
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