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【けんこう歳時記】1月15日―小正月はいちごを食べて春を先取り

正月過ぎて、また正月?

松の内を過ぎ、そろそろ正月気分も抜けてきたころでしょうか。真冬の空気に身が引き締まります。

元日、または松の内を大正月(おおしょうがつ)と呼ぶのに対し、1月15日は小正月(こしょうがつ)。松の内に忙しく働いた主婦をねぎらう意味で、「女正月」という地域もあります。

旧暦では立春のころの朔日(ついたち)を元日として歳神様を迎え、最初の満月を迎える15日には豊作を祈願する行事が行われていました。現在でも、正月飾りを燃やす「どんど焼き」、小豆がゆでその年の豊凶を占う習わしなどが各地に残っています。

旧暦では「新春」でも、現在の暦では真冬。そんな中で、春をイメージさせる果物が出荷の最盛期を迎えています。

ビタミンC豊富でローカロリー

その果物とは、いちご。1月15日は、いち(1)ご(5)の語呂合わせから、全国いちご消費拡大協会が「いちごの日」と定めています。

いちごはキウイや柿、あけびに次いでビタミンCが豊富な果物です。可食部100g(およそ3分の1パック)中にビタミンCが62㎎含まれ、成人女性に必要な摂取量の8割をとることができます。ビタミンCには抗酸化作用があるほか、コラーゲンの生成や鉄の吸収を助ける働きもあります。100gで34kcalとローカロリーなのも嬉しいですね。

新鮮でおいしいいちごを見分けるには、つやがあって色ムラがなく、果皮のツブツブがたっているもの、ヘタが緑色で元気なものを選びましょう。先端部分のほうが甘いので、ヘタのほうから食べるのがおすすめです。

ところであのツブツブ、種だと思っていませんか? 実は、あのツブツブこそがいちごの果実で、種はさらにその中にあります。私たちが「実」だと思っている赤い部分は、めしべの土台となる「花托(かたく)」という部位なのです。

あまおう、とちおとめ、さがほのか、紅ほっぺ…。この時期にはさまざまな品種が出回ります。甘酸っぱいいちごを食べて、春を先取りしましょう!


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