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自分でできる認知症チェック


グレーゾーンは予防を始めるチャンス

「最近もの忘れが増えたかも」――多少の不安を感じていても、自分自身で医療機関を受診する人は、ほんの一部だそうです。

公益社団法人「認知症の人と家族の会」が2013年に行った調査によると、認知症かもしれないと気づいてから最初に医療機関を受診するまでにかかった期間は平均で9.5カ月、64歳以下では1年以上かかっている人の割合が多いということがわかりました。

受診が遅れた理由で多かったのは、「年齢によるものと思っていた」「医療機関を受診するのに抵抗があった」というものでした。

認知症は、早い段階から治療を始めれば、改善が可能な場合や、進行を遅らせることが可能な場合があります。自分が認知症かもしれないというのは、たしかに受け入れがたいことですが、「もっと早く相談していれば」と後悔しないためにも、ちょっと変かな、という小さなサインを見逃さないことが大切です。

まずは認知症セルフチェックから

認知症の中でも特に多いのがアルツハイマー型認知症です。発症すると確実に進行する一方、薬や生活習慣の改善で進行を抑制できることがわかっています。しかし、初期の主症状である記憶障害は、単なる加齢によるもの忘れと区別がつきにくいため、本人も家族も気づきにくいと言われています。

「ひょっとして・・・」と心配を感じたら、自治体などが作成している認知機能のセルフチェックテストを利用して自分でチェックしてみてはいかがでしょう。

東京都では、「認知症の人にやさしい東京をめざして――知って安心認知症」パンフレットの中に、「自分でできる認知症の気づきチェックリスト」を掲載しています。
http://www.metro.tokyo.jp/INET/OSHIRASE/2014/05/20o5u200.htm

ますは、自分のもの忘れの原因が加齢によるものか、そうでないか、確認してみましょう。

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