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お気に入りの枕、こんなに汚れている!

「4年以上」が約4割

長年、愛用している枕。カバーをこまめに洗濯しているし、ときどき天日干しをしているから清潔なはず…と思っていませんか?

生活関連商品を扱う株式会社ドウシシャが、2615人に実施したアンケート調査によると、枕の平均使用年数は3.9年で、4年以上同じ枕を使っている人は4割超でした。また、「枕の寿命」を尋ねたところ、「5年以上」が5割近くを占めていることからも、「そうそう買い替えるものじゃない」と考えている人が多いことがわかります。

日常の手入れ方法については、「天日干し」「枕カバーの洗濯・交換」「タオルを巻く」といった回答が多く、「布団用の掃除機をかける」「除菌スプレーをする」という回答も。多くの人が衛生に気を使っている一方で、枕の「清潔さ」を自己採点してもらったところ、100点満点中、平均53点と、やや低めの評価でした。

3か月で枕全体に汚れが…

実際、枕はどの程度汚れているのでしょうか。

ドウシシャでは、3か月以上洗わずに使用している枕(カバーは2週間に1度洗濯)にどのくらい汚れ(フケや垢、皮膚の脱落片などのたんぱく質)が付着しているかを確かめるため、試験を実施しました。枕カバーを外した状態で、たんぱく質に反応して紫色に変わる試薬を噴射したところ、枕全体が紫色に…。除菌スプレーを噴射しても、紫色がやや薄くなる程度でした。

フケや垢などのたんぱく質は、ダニの大好物。カバーを洗濯していても、3か月で全体的に汚れるなら、4年以上経過した枕は、あまり想像したくない状態になっているかも…。

枕を清潔に保つには、丸洗いをしてよく乾かすのが一番ですが、中には洗えないものも。とくに、低反発のウレタン素材の枕は、洗えないうえ、紫外線に当てると劣化するため、天日干しもできません。こまめに陰干しをする、厚手のカバーやタオルを巻くなど、枕がなるべく汚れない工夫をしましょう。最近では、洗える低反発枕もあるので、「もう何年も枕を変えていない」という方は、この機会に買い替えを考えてみてはいかがでしょうか。

 

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