第148回 アプローチの距離を目測できるようになるには

アプローチの距離を目測できるようになるには

　ゴルフをしていて、目標まで遠く見える、または近く見えるというような経験をしたことはありませんか。今回はアプローチにおいて距離が目測できるようになるにはということについて説明したいと思います。

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• 目測は普段から意識することで十分養うことができます

　10ヤード、20ヤードといった距離のアプローチであれば目測も、ショットもあまり間違えることはないでしょう。しかし60ヤード、70ヤードという距離になると、5ヤード以上のミスが生じてしまうことは十分にあると思います。そうなると、バンカーにつかまったり、2段グリーンの奥や手前に外してしまったりという結果になってしまいます。そうならないためにも、目標までしっかりとした距離を把握しておくことが大切となってきます。

　目測で距離を把握するということは経験がものをいうことは確かです。しかしこれは普段から意識することで十分に養うことができます。例えば、街を歩いている時、電信柱から次の電信柱までを目測し、実際に歩いてみるのです。当然最初は誤差が生じるでしょうから、徐々に感覚を磨いていくといいと思います。また、コースで注意することとしては、ゴルフ場によってピンの長さが異なりますから、それに惑わされないようにしなければなりません。

　その他に上級編として、60ヤード、70ヤードという中途半端な距離が残った場合は、球と目標の中間点に立ち、そこから球まで歩測し、その距離を2倍すると距離がつかめます。ただしこの方法で距離を測る場合、プレーの進行に注意することは言うまでもありません。

　今週はこの事に気をつけてみましょう。

提供：日本プロゴルフ協会
http://www.pga.or.jp/