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【けんこう歳時記】2月3日――節分と言えば豆、じゃなくてヨーグルト?!

煎り大豆で邪気払い

冬と春の節目の日となる節分。まだまだ寒くても、暦の上では翌日から春の始まりです。節分とは本来、立春、立夏、立秋、立冬の前日を指し、年に4回ありましたが、現在では立春の前日のみを指しています。

季節の分かれ目は邪気が生じやすいと考えられていたため、節分の日には、昔からさまざまな邪気払いの行事が行われてきました。豆まきもその一つ。豆は「魔滅」を表し、豆を煎るのは「魔の目を射る」ことに由来しています。

今年の節分は2月3日。2(にい)3(さん)、にーさん、にゅうさん……ということで、毎年2月3日は「乳酸菌の日」です。少々苦しい気もしますが、カゴメ株式会社が、体に良い乳酸菌を活用した商品をアピールする目的で制定しました。

プリン体にピロリ菌、内臓脂肪も

乳酸菌と言えばヨーグルト。健康志向の高まりからヨーグルト市場は年々成長を続け、2015年度には国内の売り上げが3800億円を超えました。とくに、近年は健康への効果が期待できる「機能性ヨーグルト」が好調で、各社開発に力を入れています。

整腸効果だけでなく、肥満や糖尿病、花粉症など全身の健康に影響する「腸内フローラ」を改善する食品としての認知度が高まり、売り場には特定の健康改善機能が確認された有用菌を含むヨーグルトが並んでいます。

プリン体を吸収する、ピロリ菌を減らす、免疫機能を改善する、内臓脂肪や皮下脂肪を減らすなど、菌によって期待できる機能はさまざま。ヨーグルトの購買層はこれまで女性が中心でしたが、メタボリックシンドロームなどが気になる中高年の男性へと広がっています。

プレーン、フルーツ入り、ドリンクタイプなど種類も豊富。体調を崩しやすい季節の変わり目に、ヨーグルトで「菌活」を始めませんか?

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