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体に合った食物を摂る薬食同源レシピ チャイナハーブ研究家:向當充子 「自分の体に合った食事を自分で考える」ことができるよう、四季の食材・香辛料(ハーブ)を使ったレシピをご紹介していきます。

 

ご馳走で疲れた胃を休める「薬食同源レシピ」ご紹介

体に良い食品は多々ありますが、それらを食べるのって案外むずかしいもの。体にいいのはわかっていても、エグミが強い食品や、苦手な食材などはあまり手が伸びません。スローネットでは過去2006年〜2007年にかけて、薬剤師の向當充子さん監修によるレシピや食べ方、食の考え方を発信してきました。改めて、それらの記事を振り返っていきましょう。

「第1回 薬と食物」2006年7月7日公開
第1回の記事として公開されたのは「薬と食物」について。
この記事では、食事に対する考え方を説いています。なんでもかんでも薬に頼るのも良くないので、代わりになる良い食品を紹介しています。

第3回 冷えた臓腑(肺・胃)を温める生姜」2006年7月22日公開
体をあたためる生姜の効能について述べられた記事。
しょうがを食べることで、五味・五性・帰経の考え方をベースに生姜の食べ方について解説。最後にはレシピも掲載しています。

「第12回 痰を切り、席をとめる!銀杏」2006年9月23日公開 
痰が絡まったり、咳が頻繁に出る方。薬で予防もいいですが、食でも予防をしてみませんか?
銀杏には咳、痰に効果があるんです。煮て食べることで咳を止め、炒って食べることで膀胱の弾力を増し尿を我慢できるようになる。そんな銀杏の美味しい食べ方もご紹介。

「第14回 年齢にさからわずに」2006年10月7日公開 
アンチエイジングに一石を投じる本記事。女性は7の倍数の歳、男性は8の倍数の年に何かが起こるとされています。年々衰えていく体は仕方ありません。
しかし、衰えとどのように向き合っていくのか。食物の観点から紹介しています。

「第18回 足腰を丈夫にする蝦(えび)」2006年11月4日公開 
エビは体を温め、腎を補う作用が強い食べ物だそう。足腰が冷える、腰から下がだるいなど下半身に関する悩みはエビで解決? エビの具体的な調理法などもじっくりと解説しているので、レシピ選びにもぴったり!

「第20回 更年期の強い見方! 百合」2006年11月18日公開 
この回で紹介されたのは花の百合。古くは精神安定、咳止めとして使われてきた百合の語源は、「百の訴えに合う」というところからだそう。ヨーロッパでは古くから婦人病に使われており、妊産婦が食べていると、お産が軽くなると言われています。また、寒性なので咳、熱など冬にひく風邪には効かないそう。
あまり思いつかない、そんな百合を食べる方法も教えてくれています。

「第31回 風邪をひきそうになったら桂皮を」2007年2月3日公開 
冬になり、寒くなるとどうしても風邪を引きやすくなるもの。そんなとき、風邪をひきそうになったら「桂皮(ケイヒ)」がおすすめです。
日本でも古来より香料として使われている桂皮。シナモンという別名のほうが今はメジャーでしょうか? 漢方薬の世界では、桂皮の発汗、解熱、鎮痛作用を利用し、桂皮湯や桂皮人参湯などに使われているんだとか。

「第33回 造血作用のあるホウレンソウを」2007年2月17日公開 
ホウレンソウといえば、鉄分を思い浮かべる方も多いはず。原産地がペルシャだと言われているホウレンソウは、中国に唐の時代には伝わっていたそう。そんなホウレンソウ。造血作用を期待できる他、目にも良いそうです。ホウレンソウの成分をなるべく壊さず、おいしく食べられるレシピも合わせてどうぞ。

「第42回 胃を丈夫にし、イライラを抑える蓮の実」2007年4月21日公開 
蓮肉とも呼ばれる「蓮の実」。最近では日本でも多く見かけるようになりました。ナマのままでも食べられますが、乾燥して売っていることが多いので、柔らかく煮ておしるこのなかに入れるなど、デザートとしての利用がおすすめ。そんな蓮の実は滋養強壮に効果あり!

「第50回 潤いを増す効果のある豆富」2007年6月16日公開 
冬場は空気が乾燥してしまうもの。内側から潤いを増すなら豆腐がおすすめです。中国で漢時代に初めて作られたと言われる豆腐は、消化機能を立て直すという効果に期待できるそう。そのほかさまざまな効果が期待できる豆腐は「豆腐花」というシンプルな調理方法がおすすめです。

スローネットではこれまで多くの薬食同源レシピを紹介してきました。以下のリンクから全52回の連載すべてを読めるので、興味のあるかたはぜひ御覧ください。
薬食同源レシピ:全52回

第52回 1年のまとめとして
第51回 スイカで夏の暑さを乗り切る!
第50回 潤いを増す効果のある豆腐
第49回 夏場の下痢・嘔吐に梅
第48回 万病の薬「茶」
第47回 体を温め生理痛を和らげるヨモギ
第46回 食欲不振・つわりにシソ
第45回 食欲がなく、便が柔らかい方にナツメ
第44回 夏の養生について 〜心を大切に〜
第43回 胃腸を整えて便秘解消のアロエ
第42回 胃を丈夫にし、イライラを抑える蓮の実
第41回 胃腸をたて直すウイキョウ
第40回 食欲増進に胡椒を!
第39回 熱で口が渇き便秘のときにクロクワイ
第38回 胃腸の調子を整える陳皮
第37回 なぜ病気になるのか
第36回 気分を穏やかに安定させるマイカイカ
第35回 しこりを取る効能がある昆布
第34回 造血作用のある金針菜を
第33回 造血作用のあるホウレンソウを
第32回 春の養生 ~肝を大切に~
第31回 風邪をひきそうになったら桂皮を  
第30回 冬の風邪の強い味方ネギ
第29回 蓮根で弱った脾と胃を健康にして丈夫な体を作る
第28回 風邪のひき始めにはぜひ豆豉を
第27回 新年を迎える
第26回 ご馳走に疲れた胃に大根!
第25回 産前産後・生理痛には当帰がおすすめ
第24回 婦人病の特効薬 紅花
第23回 冬の養生 ~腎を大切に~
第22回 枸杞子は肝(目)・腎(耳)・肺(せき)に効果が!
第21回 もっと大豆の力を!
第20回 更年期の強い見方! 百合
第19回 陰陽のバランスを考える
第18回 足腰を丈夫にする蝦
第17回 不老長寿の薬 菊花
第16回 便秘の解消に! 胡麻
第15回 糖尿病の方におすすめ、山薬
第14回 年齢にさからわずに
第13回 肺を潤し、咳を止める杏仁
第12回 痰を切り、咳をとめる!銀杏  
第11回 白は肺に入って咳を止め、黒は腎を補う!木耳
第10回 秋の養生について
第9回 風邪・細菌性胃腸病の予防に!大蒜
第8回 草木金石による中毒に!緑豆  
第7回 冷たいものを食べ過ぎたお腹に!花椒
第6回 長夏の養生について  
第5回 夏を乗り切る体をつくる!苦瓜  
第4回 湿を取って利尿する 玉米
第3回 クーラーで冷えた臓腑(肺・胃)を温める生姜
第2回 五性、五味、帰経  
第1回 薬と食物 – 薬食同源レシピ

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